2016年1月15日金曜日

『出会い』の意志

日本の自殺者3万人。

10年以上続いていましたが、2012年から3万人を割っています。
それとは逆に、若者の自殺が年々増えているのです。


若者が絶望している国



そして、自殺する人より遥かに多いのは、
自殺によって「大切な人を亡くした人」です。



家族はもちろん、友人、同僚など、
1人の方の死に対して、多くの方が悲しみ、心が傷つき、
影響を与えていることでしょう。


私の回りにも、「大切な人を亡くした人」が少なくありません。

亡くなった理由が自殺じゃなかったとしても、
多くの方が、傷ついた心を癒すことができず、
苦しんでいるのではないでしょうか。



私の大切な人もまた、
「大切な親友を亡くした人」の1人です。


彼女は唯一、意思疎通ができ、
安心してなんでも話せる親友を亡くしました。



生前は、たった1人の意思疎通ができるその親友がいれば
「それでいい」という想いから、
それ以外の人間関係には期待もせず、諦めた状態で、

職場の同僚や、友人、家族でさえも
『相手を解ろう』と全く思わなかったと言います。



どんなに人と解り合えなかったとしても、
たった1人解ってくれるその親友さえいれば...


その唯一の親友を亡くしたのですから、
彼女の衝撃、悲しみ、絶望は、
想像を絶するものだったと思います。



誰一人として、自分のことを解ってもらえない、
誰一人として、相手を解ってあげられない。


そんな彼女が今、チャレンジしていること。



それは、

誰とでも意思疎通ができて、
相手のことも、自分のことも解り合える心深い関係を作りたい!



彼女が話してくれた、そこからは、
強烈な『出会い』の意志を感じました。


ー 出会いたくても、出会えない ー


相手とも、自分とも。



それは彼女だけの悲しみ、苦しみではなく、
人間誰もが持っている悲しみ、苦しみです。



その悲しみ、苦しみと率先して向き合い、
突破しようとチャレンジしている彼女の姿は
とても頼もしく、本当に美しいと感じました。



そんな彼女と一緒に、チャレンジしていることを誇りに思います。



人間共通の悲しみ、苦しみをTeam Playによって突破していくことが、
結果的には、1人1人それぞれの悲しみ、苦しみを
突破することに繋がっているのです。



どこまでの突破を目指すのか、


個人なのか、

自分の家族、自分の会社なのか、

自分の国なのか、

それとも世界中なのか。



目指す的が遠ければ遠いほど、弓矢を思い切り引っ張らないと、
的を射抜くことはできません。


一番遠い的を射抜くことができた時には、
その間にある的は当然のごとく射抜かれています。



世界72億の人と、
人間共通の悲しみ、苦しみをTeam Playで突破して
本当の『出会い』を味わいたい!

1日1日がそこに向かうチャレンジです。








認識が、世界を変える!
Schritt für Schritt


3 件のコメント:

  1. 一期一会 by ともくん

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    1. ともくん、コメントありがとうございます。
      素敵な言葉ですよね。大切にしたいことです。

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