2015年10月25日日曜日

062_問題の原因は「無意識」にあり!

すべての悩み、問題は人間から。

すべての悩み、問題の解決もまた人間から。


当たり前のようで、なかなか実践できないのもまた人間です(笑)


「頭では解っているけど、つい...」
本当にこの「つい」なんですよね。


たくさんの問題がありますが、
最近、いろんな方とお話しして感じるのは、
圧倒的シェアを占めているのが、「人間関係の悩み、問題」です。



人間関係の悩み、問題を解決しようと、
取り組んでいる人も多い訳ですが、
なぜ、人類が500万年間ずっとずっと争いが絶えず、
人間関係について悩み続けているのでしょうか?


その答えは、

「原因」が解らなかったからです。


人間関係の悩みと言っても、
いろんなパターンやケースがあります。

例えば、

言葉が少なくて、相手に誤解されてしまう。とか、

自分を解ってもらいたいけど、どう表現していいのか解らない。とか、

相手のことを理解したいけど、どう質問していいのか解らない。とかとか。


「人間関係」なので、
何か関係性で問題があった時には、
どちらかが「悪い」ということはあり得ません。


言葉が少なくて、誤解しやすい人にも、
受け取り側が、誤解の無いように『確認』さえすれば問題になりません。

どう表現していいか解らない人を前に、
なんとか理解しようと、イメージやニュアンスを言葉で表したら、
その人がいいたい「言葉」がそれ!って見つかるかもしれません。

相手のことを理解できなくて困っていたら、
どこまで解って、どこが解らないの?と「質問」してあげたら、
具体的に表現することもしやすくなります。


どの場合も、お互いの「無意識」を「意識化」することで
解決の糸口が掴めます。


「人間関係」の問題はお互いの「無意識」を知ることに
原因を知るヒントが隠れています。


原因を先に解るからこそ、
そこから起こりうる「無意識」を確認できることにも繋がります。


〜 急がば回れ 〜


遠回りなようで、原因を知ること、
そこにアプローチして原因を解決することが
一番の早道だと感じています。



お互いの傷つかなくていいところで、傷き合ってしまう。
そんな心の傷がこれ以上増えない為にも...









認識が、世界を変える!
Schritt für Schritt

2015年10月22日木曜日

061_見えない世界の可能性

「見えない世界」と言っても、いろんな世界があります。



それは『心』かもしれないし、

『エネルギー』だったり、

『本音』とか、

『誰にも話していないStory』かもしれません。



先日参加した「サーカス!−Smile Academic Crazy Unique School−」で
お話されてた芸人の大谷さんのお話が本当に面白かったですね。


「エアギター」のお話をしてたのですが、
この芸がそもそも成り立つには、

観客のお客さんと、芸をする芸人さんとの間だに、
「嘘の契約を結ぶ」とおっしゃいました。


実際、ギターはありません。


それは言うまでもない事ですが、
その前提を「ギターないやん!」って言ってしまえば
「エアギター」という芸は成り立ちません。


「ギターがある、見える」という嘘を共有して、
その契約を結んで初めて「エアギター」という芸が成り立つ。



芸だけじゃなくても、普段の出来事も
この「エアギター」に似ていると思いました。




事実や出来事は点と点。



その点と点の「間」は、見えない世界で繋がっています。


その見えない部分をどんな風に繋ぎ合わせるかは、
言ってみれば脚本のような、演出のような役割を担います。


その役割を持っているのは、私たち一人一人です。

どんな脚本や演出で表現していくのか、私たち次第です。



それが最悪のStoryなのか、

ありふれたStoryなのか、

歴史上最高のStoryなのか...!



「間」はいくらでもそのStoryを創れます。



どんなStoryを観ているのか。


それぞれの全く違うクリエイティブを、いろんな人と共有できること、
それってめっちゃ面白いだろうなぁ♫



そんな素敵なImageをもらえたので、
その調子で、もっと具体的に未来を描いていけたらと思います!











認識が、世界を変える!
Schritt für Schritt



2015年10月17日土曜日

060_矛盾のない“生き方”

最近気づいた一番の衝撃でした。


私がずっと選択してきたのが、この生き方だったんだと
気づいた大事件が今週に起こりました。


世の中には矛盾がたくさんあります。


小さい頃は、

両親は仲がよくないのに、なぜ離婚しないんだろう?

亭主関白な父に対して我慢する母は大変そうなのに、
なぜ「大丈夫」と言うのだろう?


学生時代では、

一夜漬けで暗記して、すぐに忘れてしまうことを
なぜ時間をかけて勉強しないといけないのだろう?

社会人になって使わないことを、
なぜ勉強しないといけないのだろう?


社会人になってから、

やらなくていいことを、上司の顔色を伺って、
ご機嫌損ねないために、やる必要があるのだろうか?

売上を作るために、おすすめできないサービスを売ることは、
何のためなのか?必要なことなのか?


そんなことを疑問に持ち、考えている毎日でした。


その疑問に対して、
考えても答えがないから、考えても仕方ないと思ってみたり、
見て見ない振りをしてみたり、
そういうものだと割り切ってみたり、
感覚を麻痺させて当たり前のようにやってみたりしました。

でも、どれをやったところでやっぱり無理だったんです。

頭でそう思ったとしても、行動が伴わなくなるんですよね。
そういう選択ができなくなってくるし、
そもそもやりたくないから、
ある時に、そんな選択をすることを止めました。


やっぱり何かおかしい!という気持ちに素直になりました。


それからは、おかしいと思うことは「おかしい」と言ってきたし、
自分が納得できるか、そうじゃないのかを基準にお仕事してきました。



そうすると、
当たり障りなく、合わせてれば起こらないことが起こります。

当然、ぶつかったり、煙たがられたり、嫌われたりもしましたが、
表面的に合わせて疑問を持ったまま、
モヤモヤと常に考えているストレスに比べたら、
晴れやかな疲労感といったようなものになりました。


でも、エネルギーはどっちにしろ使います。


未来、矛盾なことにエネルギーを裂くことのない、
理想の社会を現実化できたら、その分、
エネルギーを新しいクリエイティブに注ぐことができます。


自分の決めた“生き方”を成就させるためにも、
理想的な社会を現実化することが必要なんだと改めて実感しました。







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Schritt für Schritt


2015年10月16日金曜日

059_お茶の世界に触れて

初めてでした。

お茶をいただいたことはあっても、
お点前を教えていただいて、1つ1つの意味と背景に出会いました。


今日はこの世界に触れただけで、
深く理解して、出会っている訳ではありません。


それでも、いろんなことを感じさせていただきました。


「季節感を大切にされている」

お茶の道具や茶碗は季節によって変わったり、
季節感をさりげなく感じさせるような仕掛けがいろんなところに隠れています。


「道具や人に対して、尊敬の念と謙虚さを育てる」

掛け軸や、道具、人に対して尊敬の念と、
同時に自分という存在を無くして、謙虚な気持ちを育てるのだそうです。
扇子で「境界線」を創るというのもなんだか不思議に面白いです。


「無駄のない美しさ」

茶巾を絞ることひとつも、ふくさで道具を拭くことひとつも、
なんとも言えない無駄のない動作というか、手の運び方が、
本当に1つ1つ美しくて、品があって、感動的でした。



お茶の世界は、本当にすべてを尊重する調和された世界でした。

そんな世の中が広がっていったら、
本当に争いや戦争のない世の中ができます。

それを創ろう、そうなるようにと願う、
そこに向かう“意志”がとても大切だと感じました。


目指す未来があるからこそ、
そこに向かう目標を、達成しようとする“意志”が生まれます。
“意志”があるから行動に繋がり、目標を達成することができる!


一歩ずつでも着々と!









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2015年10月14日水曜日

058_「理想」と「現実」

「理想」の対義語として「現実」と学校で教わりました。


小学校で習うこの対義語。
テストでは暗記して、点を得ることができました。

当たり前のような簡単な問題です。


大人になったある日、私はふと気づきました。


「理想」の反対が「現実」と教えるのは、おかしいのではないか...


「理想」を目指すプロセスの現在地が「現実」であって、
同じ方向性の1つのPositionなだけだと思ったのです。


「理想」と「現実」が反対の意味だとしたら、
今ココの「現実」である現在地と、

ただの思い描いた「空想」のような、
叶わない夢のような、全く別物のような「理想」

そんな意味で教えられているのでしょうか。


「理想」は「理想」

「現実」は「現実」


このように、全く違うものかのような扱いで、教えているのだとしたら、
それは無意識的に「理想」を目指すことが
なくなってしまうのではないかと思いました。


言葉1つの無意識的な意味が、
知らず知らずに作用して、「理想」を目指さない子供たちが
大人になっていくとしら、それはとても恐いことだと思いました。



皆さんはどう思われますか?



それを気づいた時、20歳くらいだったと思いますが、
いてもたってもいられず、小学校の大好きだった先生へ
お手紙を送らせていただきました。

きっと、先生困られたでしょう(笑)

内容に対してのお返事はありませんでしたが、
熱意は伝わったようで、年賀状のやり取りを今でもさせて頂いています。



その時、私が創った基準がありました。

それは、

「理想」は目指すべきだ!



今までの、無意識だったいろんな選択が、
シンプルに整理された1日でした。

そのきっかけで、この昔のエピソードも思い出しました。

1つ1つが、私の創りたい未来への選択だったんだと確認できました。



「理想」を語れば、

「きれいごと」「考えすぎ」「現実見ろよ」

などなど、言われたこともたくさんありましたが、
それでも私は、目指すべきは「理想」だ!と言いたいです。



「理想」を「現実化」できる道具と出会ってしまったので、
なおさら確信になって、そこに向かって選択し続けていきます。
それ以外の選択では、自分が納得できないからです。


そんな風に“自分”を、“自分の生き方”を認識できたことに
感謝と感動が溢れた記念の日となりました。
ありがとうございます。


2015/10/13
Yoshiko Yamaguchi









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2015年10月12日月曜日

057_悲しみの連鎖を終わらせる仕組み

世の中で起こるいろんな出来事によって、
親を失くす子供達がどのくらいいるんだろう。

事故や病気、事件、戦争など。

小さい時に経験した悲しさや淋しさ、苦しみを抱えたまま、
大変な苦労や、思いを繰り返して大人になっていく。

こんな悲しいStoryが世界中にたくさんあるんだなぁと
感じてみました。


親を失くしてなくても、小さい頃、
誰かの言葉や、行き違い、勘違いなどによって、
心が傷ついている子供達はたくさんいます。


今の世界は、その傷が癒えないまま、原因が解らないまま、
悲しさや淋しさを蓄積しながら、
周りに連鎖させながら大人になっていって、
出来上がっている世界だと思ったんです。


「恐い」「嫌い」「悲しい」「淋しい」
このような嫌な感覚がどこからくるのか


あるものをなかったことにしても、
見ないようにしても、
塗り替えようとしても、
なくなるものではありません。


根底にある限り、条件によって現れて、
その嫌な感覚に振り回されます。


振り回されない為には「理解」することです。
これしかありません。


この嫌な感覚を生み出す仕組みと原因。
なかったところから、あるようになった仕組み。
あるように成り立たせる仕組み。


仕組みと原因が解れば、
結ばれた嫌な感覚を解いてなくすことができます。
悲しみの連鎖を終わらせることができます。
嫌な感覚に振り回される生き方を変えることができます。


未来、悲しみのStoryが二度と生まれない世界になって、
そんな悲しい歴史があったんだねと言える世界を創ることができます。


私がやっている仕事はそういうことなんだと
感じることができました。









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2015年10月11日日曜日

056_考えの出発点

偽者の自分から始まる「考え」なのか

本物の自分から始まる「考え」なのか


この違いはとても大きな違いです。


偽者の自分から始まる「考え」の特徴は、

●制限された範囲の中で考えます。

●過去にあるものの中から考えます。

●できない、足りない、解らないを前提に考えます。

→答えのない悩みを次々と生み出していく「考え」の展開になります。


逆に本物の自分から始まる「考え」の特徴は、

○枠を超えた自由自在な心で考えます。

○ないものを形化、現実化するために考えます。

○無限の可能性、なんでもできる前提で考えます。

→ゴールの確信、明確な方向性を持っている「考え」の展開になります。


考えの出発がどこから始まるかで、
目指す目標、夢、VISIONも違えば、
発するエネルギー、表現力も変わってしまいます。


本物の自分と出会うこと
まず、一人一人に必要なステップだと思いました。







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2015年10月10日土曜日

055_「境界線」が創る道

無限に出会う「境界線」
見える世界の「境界線」

私、あなた

人間、動物

机、パソコン

日本、韓国

地球、宇宙

無限に出会う「境界線」
心の中の「境界線」

好き、嫌い

正しい、間違っている

善、悪

嬉しい、悲しい



「境界線」の数だけ道がある

歩んできた道が出来上がる

道の行先は人それぞれ



道はどこから始まるのか...



「境界線」ができる前
そこは道もない、名前もない、光もない世界



「境界線」のない世界から創られる「境界線」



「境界線」が生み出す出会い

「境界線」が創り出すStory

「境界線」がプロデュースするあなたの道









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2015年10月8日木曜日

054_10.7「平和」へのターニングポイント

日付を回ってしまいましたが、今年も10.7を迎えました。

毎年開催されている「Peace Renaissance」

平和へのターニングポイントとして、年1回の開催だけでなく、
日々の蓄積をしていく、新しい「平和」のMovementです。


みなさんは10月7日が何の日か、ご存知ですか?


2001年10月7日
9.11への報復を理由に、戦争意思のないアフガニスタンへ
アメリカが先制攻撃を正当化し、世界中も沈黙という承認をしてしまった日。


<平和の絶対的ルール>
1_先制攻撃をしない
2_今この瞬間の心の満足・平和をつくって蓄積していく

このルールを掲げ、2003年から始まりました。


私は第1回目に携わらせて頂いたのですが、
その時は、「平和」というのが、なんだかうさんくさいような、
恥ずかしいような、そんな気持ちを持っていたのを思い出しました。


熱く想いを語ること、
おかしいことを「おかしい」と発信すること、
そんなまっすぐな表現をするのが恐かった。


あれから13年。
いろんな変化があって、今ここの私。


相手にどう思われるかより、伝えたい想いがある。

正々堂々とまっすぐに表現する
それができる勇気と自信感を持つことができました。


1人1人の変化の影響力が、世界を動かしていきます。
コツコツと積み重ねてきた1つ1つがとても大切に感じます。


来週開催のイベントです。
新しい「平和」への一歩を
みなさんと一緒に、創っていきたいと思います!


10.7 Peace Renaissance 2015
「Amazing Peace 驚くべき平和 ~チームプレイでつくる未来~」

日時:10月16日(金) 19:00〜21:30(18:30開場)
会場:渋谷区文化総合セミナー大和田 さくらホール
   (東京都渋谷区桜丘町23-21)
料金:前売 一般2,000円 学生1,000円
   当日 一般3,000円 学生2,000円
   *中学生以下無料
定員:700名








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2015年10月7日水曜日

053_組織の“最先端”

9月は半分くらい大阪にいない1ヶ月を過ごしました。

前半は福岡に、そして後半は韓国に。

どちらも観術の研修に参加してきました。
福岡では、スマート研修9期の3ヶ月プログラムの
最終段階に合流させていただき、

受講生と一緒に実践行動を通して、
今までの旧いImage、特に、リーダーシップに対してのImageが一掃され、
新しいリーダーシップ、フォローシップの形を見させていただきました。


韓国の研修では、「Leadership Seminer」という名前だけあって、
こちらも、これからの新しいリーダーは何が必要か。
どんな能力を求められるのか。そのアプローチから、

宇宙自然、歴史文明、時代精神まで貫いた整理をされている内容で、
日本と日本以外の違いが明確になり、改めて日本の役割というものを実感しました。



「一番新しい人たちが、組織の最先端」


観術の創始者であるNohさんがずっと言ってきたことです。



これも新しいリーダー、組織の形を象徴する言葉だなと感じました。


組織の中で、長い期間いる人が一番情報を持っていて、
一番能力を身につけていて、一番力を持っている組織だとしたら、
その組織に未来はありません。


でも実際は、そういう組織が多いのではないでしょうか。


自分以上の存在を育てることで、
新旧の摩擦や衝突を生みながら、融合して、
組織自体を育て、成長させてくれるなと思います。


組織にとって新しい人は、
それまでのやり方や、当たり前のImageがない分、

見えない当たり前の泥沼から、抜け出すきっかけを与えてくれたりします。
組織の中にいては気づかない「おかしい」に気づいたりします。
まっさらな概念をまっすぐに身につけた、高性能の知識、技術だったりします。


それだけでも組織にとって、もの凄い刺激と、影響力です。


だからこそ、同時に受け入れる側の準備もなければ、
その新しい感覚や影響を融合して、組織を成長させることは難しいでしょう。



未来のリーダーシップ、フォローシップ、
未来の組織の形...それを想うとワクワクしてきます!



これからさらに「形」にしていきたいと思っています。
その為の10月にしていきます!


無から有を生み出すCreativeの楽しさを味わいながら、
実践していきたいと思います。









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