2014年12月16日火曜日

021_新しい教育の可能性

「無意識を意識化させる教育」

これが、今までになかった新しい教育です。


意識(顕在意識)は5%に満たないと言われています。
よく言われているのが“氷山の一角”

無意識(潜在意識)がそれ以外となると、
この無意識に大きな影響を受けるというのも納得できます。


実際現実では、意識でどんなに気をつけたり、考えたりしていても、
結果、無意識が現実化されます。

「頭では解かっているけど、やめられない」そんな状態です。


人は自分がなぜ怒っているのか、喜んでいるのか
無意識で選択、判断している事が多く、その理由を知りません。



自分が何に対して、なぜ怒っていますか?なぜ喜んでいますか?

皆さんは、質問されたらどんな答えをするでしょうか。



無意識を意識化できなかったから、考え・感情をコントロールできない

無意識を意識化できなかったから、自分の経験を人に共有・伝達できない

無意識を意識化できなかったから、問題をみつけることができない

無意識を意識化できなかったから、変化することができない



なぜ、できなかったのか。
それは、表現する「言語」がなかったからです。



*** 無意識を意識化する教育=観術 ***



観術は、新しい言語である「Image言語」を発明!

これによって、無意識そのものを表現し、
無意識を意識化するプロセスを説明することができます。

これが面白い!!



今までの学問、知識、技術では、解決できなかった問題が
この新しい教育によってあらゆる問題解決と未来の可能性が広がっていきます。


人間の可能性を引き出す教育

人間力、人間関係力を高める教育

個性を活かして団結をつくる教育


そんな教育で育つ人が次々生まれたら...!?
考えるだけでワクワクします!



2014年。残すところ僅かとなりました。
2015年に起こる激動の変化に希望を感じながら、
この1年を結実できるように、1日1日を過ごしていきたいと思います。











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2014年10月19日日曜日

020_「お魚=子供」と「海=お母さん」の関係

最近、セッションを通してつくづく感じる事があります。
それは、「お魚」である“子供”が影響を大きく受けるのは
「海」である“お母さん”であるという事です。



私自身、父との関係が激しかったので、父からの影響が大きくて、
母からの影響がないように思い込んでいましたが、
実際は母からの影響が、無意識深くに刻まれている事を実感しました。


特に現れるのが「Communicationパターン」です。


母に対しての発信や、母を見て思う事、感じる事を
日々、繰り返し、蓄積した結果、作られるのが「考えの道」です。

あぜ道だった道なき道が、繰り返し歩くことで歩きやすい道ができるように、
考えの道も、繰り返し、繰り返し通ることで、通りやすい道になり、
舗装され、高速道路のごとく整備され、
驚くほどのスピードで走れるようになっていきます。


「考えの道」を作ってきたのは、お母さんに対しての事だったはずなのに、
いつの間にか“母”という主語がなくなり、
“誰に対しても”だったり、“人に対して”というふうにすり替わってしまうのです。



今の時代、人との繋がり関係を深めるのが、

「なかなか難しい」

「Imageがない」

「どうしたらいいかよく解らない」

という方が多くいます。



その根底には母と子の交流に発信がない、質問がないといった
Communicationの問題が隠れています。


0歳から6歳で“判断基準”の土台が完成されます。
それは意識にならない無意識に、深く影響を与えています。

無意識の意識化をし、その仕組み、構造を理解できると、
考えや感情がスッキリと整理されていきます。


この無意識を意識化するサポートをしているのが「観術セッション士」です。


***‐**‐*‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐

子育てを経験している、
または経験してきた全てのお母さんへ


仕組み、構造を解らないまま、試行錯誤して子供たちを育て、
社会を育ててきてくれて、ありがとうございます。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐*‐**‐***


日本人はついつい自己否定をしたくなりますが、
個人個人の性格が問題だった訳でもなく、
誰かが悪い、間違ったという訳でもありません。


今まで誰も知らなかっただけです。


人間について、仕組み、構造を誰もがはっきりと知りませんでした。
手探りの中、感覚的に子育ても教育も行われてきました。


ただそれだけです。


これからは、人間についての仕組み、構造を
誰もがはっきりと知ることができます!


そして理解した上で、子育ても教育も、行っていくことができるのです。


なぜ、それができるのかというと、
様々な条件、状況、環境によって創られた“判断基準”を
Zero化する技術があるからです。


今までの無意識で創られた“判断基準”をZero化して、
新しく作り直す事ができるので、いつからでも手遅れという事がありません。


今ここからスタートしていって、
人と人のComuunecationが健康な状態を土台として
会えば会うほど、繋がり、関係を深められる社会を創っていきたいと思います。








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2014年10月14日火曜日

019_10.7から13年を迎えて「今」

先日東京で開催された
「10.7 Peace renaissance&Dream和 Project Collaboration Event」

第1回から関わっているイベントなので、
会場に行きたかったのですが、
12回目を迎える今回は、Ustream配信で北海道から参加しました。


10.7という日は、あまり認識されていませんが、
歴史的大事件が起こった日です。


2001年、9.11が起こった事から、アメリカがアフガニスタンへ
「先制攻撃」を開始し、それが正当化されてしまった日です。


毎年行われるこのイベントで、当時を振り返り、

“何が戦争を起こすのか”

“平和とは何か”

それを思い起こさせる機会にもなりました。



イベント前半の若者たちからのメッセージは、
とても率直で、熱い想いが、時空を超えて振動してきました。


この混沌とした時代の中で、誰もが一生懸命生きている。

それは共通だし、だからこそ悩んだりもするし、壁にぶつかったり、
様々な出来事や出会いを通して、それぞれの道ができていくんだと感じました。
これからの時代を創っていくヒーローたちです!


後半は、若者の兄貴分的な存在でもある
尊厳City研究所 代表の大川さん観術総合研究所 代表の内海さん
お2人のトークライブ。


教育、経済、政治に対しての一貫した論理は、
「なるほど!」の連続で、大変興味深かったです。


トークライブを締め括った言葉であり、
この10.7Peace Renaissanceの根本とも言える言葉が、とても心に響きました。


+++++++

“平和はいつか創るものではなく、今ここ創るもの”

これからのKey Word「尊厳 ‐dignity‐」
この1人1人が絶対尊厳を中心とした社会を、形ができるまで蓄積していきたい。

                                         +++++++++++++



形にならない言葉、表情、行動の1つ1つ

目に見えない考え、感情の1つ1つ


これらの1つ1つを日常で積み重ねていくこと。
今ここの1つ1つが、5年後、10年後、そして100年後をも創る材料になっていきます。


繰り返すこと、やり続けること
その諦めないひた向きな努力の積み重ねが、時代を変える出発になる。
時代は着実に変わっていくんですね。


私も多くの方と、共にこの形にならない蓄積を
形ができるまで蓄積していこうと心に誓いました。



最後は2013.12.15福岡で行われた「尊厳宣言」


少し表現が堅いようにも感じますが、
後世、歴史に残る素晴らしい文章だと、毎回感動します。


全文を是非、ご覧ください。  尊厳宣言 全文はこちら









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2014年9月13日土曜日

018_「違い」と「理解」と「関係性」

9月に入って、1日1日の重みを感じています。


9月9日は父の命日でした。


正直、翌日にそのことを思い出し、
親不孝な娘であることをお詫びする気持ちでした。
(忘れてしまう程、充実した毎日ではあるのですが...!)

私は父との関係に大変苦労しました。
そしてその父が亡くなってから4年。

亡くなる直前には「私は父の一番の理解者になれた」と思えるくらい
関係性を改善し、構築することができたのですが、
この4年間にまだ父が生きていたら...そう考えると
きっと、全く違う「今」になっていたと思います。

4年間。早かったような、遅かったような。
早いも遅いも実際はないのですが、
やっぱり時間の感覚は不思議ですね。

私が父との関係性で学んだことは、
「理解」の大切さと「違い」を生み出す原因の問題です。


父との関係がうまくいかず、家出もしましたし、
鬱にもなり、自殺まで考えたことがありました。


その関係性がどのように改善したかは
「理解」に他なりません。


この「理解」がなければ、解決の糸口を見つけられず、
今私は、この世にいなかったと思うのです。


お互いの何を「理解」する必要があるかと言えば
それは“判断基準”です。


この“判断基準”が「違い」を生み出す原因にも繋がるのですが、
1人1人誰もが持っている“判断基準”。

人生で一番使う道具がこの“判断基準”でもあります。


使っている事を皆さんは自覚があるでしょうか?


私たちは日々、瞬間瞬間に「選択」しています。

  行く  か  行かない  か
  
  右   か  左  か
  
  選ぶ  か  選ばない  か


全てが「選択」です。


人の話を聞いてうなずく事も

トイレに今、行こうとする事も


全てが「選択」です。


その一番使っている道具の事を私たちはよく知らずに使っています。

  どんな素材で創られているのか

  どんな構造をしていて、どんな機能があるのか

  どんな弱点があって、注意しないといけないのか


相手の“判断基準”を知るためには、
まず、“判断基準”自体が何かを知ることが必要です。


私はその「理解」があったからこそ、
父の“判断基準”を「理解」することができたし、
父に私の判断基準”を「理解」してもらえた事で
父との関係をほどいて、結びなおすことができました。

この“判断基準”という道具が「違い」を生み、
「理解」を可能にし、「関係性」を創っていきます。
とてもよくできた道具です。


父がいなければそこまで“判断基準”に対して
向き合うこともなかったと思います。
父には本当に感謝しています。
きっと今でも私を守り、エネルギーを与えてくれていることと思います。


そう考えると、私を守り、エネルギーを与えてくれることは
生前と亡くなっても変わりないんだなと思いました。


自分の考えと行動

人と人

組織と組織

国と国


あらゆる違いで複雑になり、関係を築くことが難しい状態です。


一昨日は9.11から13年を迎えた日でした。


世界中に衝撃を与え、とても信じられないような事件ですが、
でも紛れもない事実であるアメリカ同時多発テロ。

テレビで見た映像が今でも脳裏に焼き付き
思い出すだけで涙が出そうになります。
悲しさと痛ましさと悔しさとが入り混じった想いです。

この事件も国家、民族、宗教による違いで
それぞれの事実や想い、感情が複雑化し、
繋がり関係が絡まっている状態です。



人間は「同じ」より「違い」を強調して認識しています。
それは人間の機能的問題であり、脳の認識の限界でもあります。

判断基準の問題、脳の認識の癖を知らないままでは
どんな問題も解決できない、もう見過ごすことができない時代になりました。


間接的でなく、直接的にその問題の原因にアプローチして
解決していくことをこれからも続けていきたいと思います。




あらゆる違いで絡まった関係性をほどいて結びなおすこと
~無限の可能性と繋がった結びなおし~


これが今の私の仕事です!









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2014年7月8日火曜日

017_日本と韓国の文化

今、韓国で新しい教育プログラムを受ける為、滞在しています。
プログラムが始まって13日目に突入します。
45日間のプログラムになるのですが、早くも4分の1が過ぎたところです。
毎日が新しい発見と気づきの連続で、充実した毎日を送らせて頂いています。


今日は日本と韓国の文化の違いについて書いてみたいと思います。


お隣の国で、見た目の顔は似ていますが、
築いて来た文化は全く異なります。

ただ、共通して言えることはどちらも、
“独自の文化を築いてきた”という事です。

ただ、築いてきた背景は異なります。

日本は島国だった為、他の民族や国の文化に触れる機会、
出会う機会が少なく、その環境によって育まれて来たと言えます。

一方韓国の文化は、大陸続きだった為に、
お隣の中国との戦いを1000回以上経験し、
自分たちの文化を守り抜いきて来た文化なのです。


この違いでどんな違いが生まれると思いますか?


限られた土地の中で、争いをしたら居場所がなくなってしまう。
そんな不安から生まれているとも言える「建前」も
日本を代表する文化のひとつです。

他の国が攻めてくる心配がなかった時代が長く続き、
生きることへの不安が少なかった分、
本質的な質問を考える余裕があったり、
自然を愉しむ心ができたり、そういった精神性を育てていくことができたのでしょう。


世界では大陸が続いている中で境界線を創り、
領土を広げる為、境界線を広げる為に多くの戦いが生じました。

今日生きていても明日も生きている確証がない中、
常に隣の動きを意識し、初めて出会う相手が敵なのか、味方なのか、
そんな不安の中で生きていたら、物思いにふける暇はありません。

韓国では、教育の影響ももちろんあると思いますが、
自分たちの民族意識、そこに対するプライド、誇りを強く持っています。
その背景には、守り抜いきてた自負心と自信感があることから
民族への団結、結束も生まれているのだと思います。


逆に日本は韓国のような民族意識や国家意識をほとんど持っていません。

でも、かつて帝国主義の日本として、
天皇を中心とした国家観を掲げ、実践していた時代があります。


戦後、アメリカ主導の国家創りで発展して来た日本。
これから日本はどこに向かっていくべきなのか。
世界にとってどんな役割を果たすことができるのか。


私は日本と韓国という関係ないようで、とても関係の深いこの両国が、
世界に対して果たせる役割は大きいと思っています。
その背景には、世界の近代史にあります。
私もその歴史を知るまでは、日本と韓国とはあまり関係があるように
思えませんでしたが、知れば知る程、日本人としてしるべき内容だと実感しています。


新しい未来、境界線のない世界の為にも
Challengeして実現していきたいと思います。







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2014年4月5日土曜日

016_「出会い」と私

先週、無事開催致しました初講座!
映画「マイ・フェア・レディ」から学ぶ『出会い方』

ご参加頂いた皆さん、ありがとうございました。


会の構成や資料作成を通して、

ご参加頂いた皆さんとの交流を通して、

当日の会でのoutputを通して、

私自身の理解が深まり、循環させて頂いたと感じました。
有難いことです。



近頃、「出会い」にご縁があります。


先週の講座テーマも『出会い方』

参加したイベントでの自己紹介のテーマも「出会いと別れ」

今日も質問頂いた「出会いのImage」


でも実は近頃という訳ではなく、
今まで「出会い」に対して色々と特別な想いがあります。


「出会い」は始まりであり、

「出会い」は同時に別れであり、

「出会い」は関係性であり、

「出会い」は変化であり、

「出会い」は新しい自分の発見であり、

「出会い」は可能性でもあります。



今日は「出会い」の中でも、私にとって特別な「出会い」となった方を
ご紹介させて頂きます。



その方はNohさん( http://www.noh-jesu.com )
という韓国の方です。

“違いと違いを超えて繋がる関係性”

私が小さい頃から探してきて、諦めかけていたことを
「なぜそれができないのか」の原因を発見し、その解決できる「道具」を開発した方です。

人と人の違い

考えと考え、価値観と価値観の違い

国と国、宗教と宗教の違い

立場の違い、文化の違い、あらゆる違いを超えて繋がり、関係性を創っていける。


それを解決できたら、今の社会がどんな風に変わるでしょうか...!

それを考えるだけでワクワクします。


今まで解決できなかった“原因”そして解決できる“道具”
それを発見した“Nohさん”との「出会い」があったから今の私がいます。


それって何?どういうこと?という疑問、質問を
直接ぶつけて頂ける場を大阪で来週開催します。

‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐
  関西から始まるアジアのルネサンス
   ~始めよう今ここ尊厳宣言~
  2014/4/13(日) 15:00start 
             → 詳細はこちら
‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐‐


一人でも多くの方に出会って頂きたい方です。


ご都合つく方は是非、会場にお越しください。

ご参加の皆さんと「出会い」のご縁を頂いて、
これからの時代、新しい未来について交流しながら深めつつ、
一緒に実践し、新しい社会を創っていきたいと思います!







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2014年3月23日日曜日

015_『出会い』が起こす変化のきっかけ

来週、プチ講座を開催します!

映画「マイ・フェア・レディ」から学ぶ『出会い方』


内容を作成していて、自分の頭や知識が整理されていくし、
観術の応用、理解にも繋がっていて、とても勉強になります。


内容については来週の講座までお楽しみ♪としますが、
ちょっとだけ、ご紹介したいと思います!


『出会い方』をテーマに整理して解析したのですが、
改めて“出会い”は人の人生にとって影響の大きいことだと思いました。

人と出会ってImageが変わる

人と出会って考え方が変わる

人と出会って見える世界が変わる

などなど…
そんな経験を多くの方がしているのではないかと思います。


“出会い”が起こす変化のきっかけとは、
どんな事が起こっているのでしょうか?


変化は「外」からやって来ます。

Image湧きますか?


もう少し噛み砕いて言うと、
変化は「外がある」「外があるかもしれない」という
「外」に気づいた時、認識した時、そこから変化が始まります。


私は昔、人見知りでした。
今の私しか知らない方は想像するのが難しいかもしれませんが、
道端で同級生にあるのも嫌でしたし、
人と会うと、人に嫌われたくなくて、
人に合わせてばかりで、自分が何を考えているのか解らなくなっていました。

そんな自分を変わりたくて、変わりたいけど変われない。
何をどうやって変えていいかが解らなくて、
その頃に観術に出会いました。


私は観術の話を聞いて、
正直、内容はよく解りませんでした(笑)
観術に出会ったばかりの方からはよく言われますが、
私も同じように思っていました。


でも、「観術を解ったら、自分が変われるかもしれない…!」
その予感と可能性を感じることができたのです。


自分の知らないもの、出会ったことないもの
それは=自分の「外」との出会いです。
出会ったことないものだからこそ、
変われるかもしれないという可能性に期待しました。


私自身の変化も、この「外」との出会いから始まったと実感しています。


知らない世界に一歩踏み入れるのは勇気が必要です。
エネルギーも使います。リスクもあります。

でも、知っている世界の中では、
知っている範囲を超えた事は起きません。
変化も起きにくいです


一歩踏み出すお手伝いができたらと思っています。
このBlogもそんな想いから書いています。
Schritt für Schritt = 一歩一歩。一歩ずつ。


是非、来週の講座もお楽しみください♪












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2014年3月16日日曜日

014_無意識の意識化〜認めたくない自分との出会い〜

私が今のこの性格になっているのも
小さい頃の影響、特に家族の中でも父の影響を強く受けています。


自分の事を知るために、親の事を知るというのも
ひとつの手かもしれませね。
とってもよく似たところを発見できます。



私の父は2010年に他界していますが、
生前、父との関係に苦労し、克服する為に
かなり父と向き合う時期がありました。


父と向き合うという事が同時に、
自分と向き合う事でもありました。
(それに気づいたのは後になってからですが...!)



最初は受け入れ難い事もありましたが、
それを認めた時、そしてそうなる仕組みが観えたとき、
違う選択をできたように思います。



例えば、父の性格ときたら「感情的」で「短気」

よく世の中に文句を言ったり、

野球で巨人が負けたら機嫌は悪くなるし、

お仕事を一緒にする人とも納得いかないとケンカして、投げ出して来ちゃったり…

と、かなり激しい性格の父でした。


私はそんな父の態度や、感情をコントロールできない大人をよく思っていなかったですし、
むしろ「こんな大人にだけはなりたくない!」と強く思っていました。


そんな事をずっと心に持ってお仕事をしていたある日...


上司から「山口は短気だな」と言われました。

私にはその言葉を自分が言われる事がとても信じられなくて、
あり得ないと思って、

 私    「私のどこが短期ですか!?私は短気じゃありません!」

上司  「ほら、そうやってすぐ怒る…!」

 私     「怒ってません!!」


確かに私は怒っていました(笑)


言われた事に納得がいかなかったからです。


しかも、
「短気」=「感情的」=「父」=「なりたくない大人像」


それが私ってどういうこと!?
という感じで、感情的になっていました。


この時が生まれて初めて、
強烈に“認めたくない自分”と出会った瞬間でした。


本当に「私は気が長い」と自分で思っていたんです。

お父さんと比べたら長かったかもしれません。


でも、改めて振り返った時に
自分が「短気」であることを自覚できたのです。



自覚することは自分で意識が出来ること。


無意識の状態では、変化する事はできません。

無意識は条件反射的にその状態になってしまいますし、
そうなっている事にさえ、気づいてないので、
そうなる事に対して「問題」に思うこともできないのです。


自覚して、無意識を意識化することで
別の選択をすることができます。


ただ、変化には「無意識の意識化」だけでは不十分です。


「短気」になるスイッチが“何に”対して入るのか...

その構造も解らなければ、「解っているのに変えられない!!」
という事になってしまいます。


「短気」という結果ができ上がるまでのプロセスと背景。
そして作り上げる仕組み、構造。


言ってみれば「短気」を取り巻く『全体像』が解った時に
私はいつもと違う選択をすることができたのです。



今は「認められない自分」「受け入れられない自分」と
何度も出会ってきたので、大分心の筋肉が鍛えられている状態です。


どんな自分と出会ったとしても、
その“出会い”を楽しんで、そして変化のChance!!とばかりに
喜んで受け入れて、新しい自分を創っています。


「変化」は年齢や学歴、職業に関係なく
いつでも誰もができるものです。


そんな「変化」のあれこれを共有して
お互い成長していける関係性を広げていきたいです!










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2014年3月10日月曜日

013_これから必要なCommunication

「Communication」

とても身近ですが、実体の掴めない、なんとも説明し難いものでもあります。


Simpleに説明するとしたら、「Communication」は

“output” → “input”

この繰り返し、繰り返しです。



“output”は中から外

“input”は外から中

と表現した時に、

自分との「Communication」もありますが、
自分の中で“output”しても、それは中になるので、
やはり、自分以外の「外」が必要になります。


つまりは「相手」です。



「自分」と「相手」

「発信者」と「受信者」

「input」と「output」を成り立たせるセット、ペアになっていないと
「Communication」にはなりません。


どちらかが一方的であれば、

出会いもなく、交流もなく、循環することもできません。



今日、改めて感じたことは、

人と人。

自分があって、相手があるように思いますし、
そこを分けて考えてしまいがちですが、

自分がどうとか、相手がどうとかいうことよりも、
もっと関心を持つ必要があるのは、

自分と相手との『関係性』だということです。



どんな『関係性・相互作用』を創ることができるのか。



“出会い”から始まる“Communication”


目に見えない“間”=繋がり、関係性を観える人が
人と出会い、交流、循環する“Communication”


これが、これから必要な“Communication”だなと
1日を通して、実感しました。


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 本日参加した『マインドームSSM』 http://www.mindome-ssm.com/

 自分のCommunicationパターンを知る為に
 とても良くできた仕組みが詰まっています!
 そして、参加した方と1時間だけで、とても仲良くなれてしまうゲーム。
 
 「たかがゲーム、されどゲーム」です。

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2014年3月2日日曜日

012_知っている世界の “弊害”

今は、インターネットで検索すれば、どんな事でも調べる事ができ、
様々な情報、知識を得ることができます。

専門的な知識から、日常の困ったことの解決策まで
あらゆる情報が、検索エンジンを使って選び出す事ができ、
1つの事のに対しての賛成意見も、反対意見も参考に検討する、
なんて事もできてしまいます。

でも選び出される情報、知識には
本物もあれば、偽物も一緒に出てく
る為、
その情報を参考にするかしないかは、結局のところ自分で決めています。


どんな基準で、情報、知識を選び出し、参考にすればいいのか。

情報に出会うことが難しかった頃とは、
全く違う問題が起こっているのが現状です。


みなさんは、「知っている世界」を持っていることによる
“ 弊害”を感じた事、考えた事はあるでしょうか?



「先入観」

「固定観念」

と聞いたらどうでしょう。


どんな情報が先に入るかによって、その対象のImageが
色眼鏡のようにフィルターとなって、見てしまった事はありませんか?

部分的な情報だけを取って、過去の経験やImageと繋げて
判断した結果、失敗した事はありませんか?


身近な出来事でもよくある事ですし、
仕事の中でも往々にして発生します。


思い込みを前提に会話をしていて、
話がズレていたり、通じていなかったり、
結果、指示が正しく伝わらず、ミスをしてしまうことになったり。


言葉だけを受け取って、相手の意図を受け取れず、
誤解をしてしまったり…


挙げたら切りがないですね。


これらは全て、過去の経験や知識、言葉に対するImageなど
「知っている世界」を持っていて、且つ、
その世界に固定されていることから発生しています。


この状態では、
人の話が聞けない。
人との交流が難しく、循環が起こらない。
新しい発想が生まれにくい。
人と協力関係を築くのが難しい。


でも、「知っている世界」を持つことが悪い訳ではなく、
固定していること、固定に気づいてないことが問題です!


情報、知識に溢れている現代だからこそ、
その「知っている世界」を、一人一人が強固にさせているとも言えます。

様々な問題に波及しているこの問題を
突破できるかどうか。



「知っている世界」をリセットできる技術。
そこに突破口があると感じています。

その技術が “観術-Kanjutsu-” です。

多くの方と協力関係を築きながら
突破していきたいと思います!

Challengeは続きます‼︎







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2014年2月23日日曜日

011_浅田真央選手の感動

演技終了後から連日facebookやTwitterなどで
感動の連鎖が世界中に起こっています。


私はLIVEで真央ちゃんの演技を観ることができなかったのですが、
観ていないのに、感動のコメントや写真、ニュースの記事を見るだけでも
感動が振動してきて泣きそうになりました。


不思議ですね。

“感動”というのは、内容がわからなくても
言葉や表情や空気からも、その振動が伝わってくる。

改めて実感しました。


感動ポイントというのは人によって違うと思いますが、
今回のソチ五輪での真央ちゃんのフリー演技に至るStoryで
あらゆる感動ポイントが多かった事と

多くの人の共感される感動ポイントだったから
これだけ世界中に影響を与え、感動の連鎖を起こす事ができたんだと思います。


私の感動ポイントで言えば、
SPでミスが続いて16位から、心機一転、心をリセットさせてフリーに挑み、
いろんな考えや思い、プレッシャーに負ける事なく、
それを乗り越えて、逆にバネにして最高の演技をしたところです。


「思い切り」

「思う存分」

という言葉があります。


よく使う言葉ではありますが、当時、あまり言葉の意味というのを深く考えた事もなく、
なんとなくの漠然としたImageで言葉を使っていた頃、

その言葉の意味を、


「思い切り」・・・無駄な考え、思いを切った時、その決断ができた時、

「思う存分」・・・自由に、自分の思っている理想の通りに行動できる


そう、教えてくださった方と12年前に出会いました。


私はその言葉に対してのImageを新たに持つ事で、
様々なChallengeができたように思います。


ここ何年かで私と出会っている人には想像しにくいかもしれませんが、
私はこの「思い切り」がどうしても切れずに
「思う存分」な行動をする事ができず、達成感を得られなかったり、
悩んで自己否定したりを繰り返していました。


今こうして、思った事を素直に伝えたり、
新しいChallengeをできるのも、
その言葉の深い意味を教えてくださったその出会いと、
周りで支えてくれ、応援してくれた方があったからだと感謝しています。


今回の真央ちゃんは、その言葉そのものです!


そして、真央ちゃんを支えたり、応援する想いが真央ちゃんの力になり、
素晴らしい演技で多くの人を感動させる。

周りの環境によって人を創り、人が環境を創っていく。


そんな繋がり、関係性が美しい事も
多くの方の感動を呼んだのだと思います。


繋がりが希薄な今の時代だからこそ、
そんな美しい繋がり、関係性を求めている人も多いのではないでしょうか。



場が人を創り、人が場を創る。


繋がりの観える目を持って、繋がりを築いていける個人に。



こちらは素敵な真央ちゃんHistory
真央ちゃん、感動をありがとう!!







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2014年2月16日日曜日

010_“問題”の中の“問題”

お久しぶりの投稿となりますが、投稿していない期間にも
ちらほらと、ご覧頂いているようで驚いています。

また、再開していきたいと思いますので、
改めて宜しくお願い致します。


今日は、“問題の中の問題”について
まとめてみたいと思います。



人は今までも、“問題”を発見し、“問題解決”してきました。


あらゆる“問題”に対して、

“問題解決”に取組み、不可能を可能にしたり、
便利にしたり、時間を短縮したり、

結果、道具を開発し、知識を深め、進化してきたと言えます。


しかし、1つ“問題”を解決したら、次の“問題”が生まれ、
解決しても、解決しても“問題”はなくならず、

自分が初めて出会う“問題”だとしても、
誰かが解決している“問題”だったり、

そうとも知らずに解決の糸口を探すのに苦労し、
見つけ出した解決策も、誰かが既に失敗している解決策であったり、

そのような事が日々、いろんな場面で起こっているように思います。


個人個人それぞれが、問題解決に取り組むため、
無駄な労力や無駄な時間を使っているようにも思います。



そもそも“問題”は何が本当に“問題”なんでしょうか?


“問題”を正しく「診断」できなければ、
解決策も正しく「処方」することはできません。


“問題”から発生するあらゆる「現象」を
1つ1つ解決していては、起こる「現象」の数だけ
解決策が必要になってしまいます。

考えるだけで果てしないですね。



“問題”の中の“問題”=“問題の本質”、“問題の原因”

それが何なのか?


その“問題”の中の“問題”を
あらゆる分野で、個人個人が解決することに取り組めば、
すべての事例を活用、応用することができます。 


そして何より、本当の“解決”をすることができます。

“問題”から発生する「現象」は、雑草に過ぎず、
刈っても、刈ってもまた生えてきます。

根っこは土に埋まっている為見えず、
その根っこに気付きにくいですが、根っこから根絶すれば、
そこから雑草が生えてくることはありません。


同じ労力、時間を懸けて取り組むなら、
“解決”できるアプローチをしたいと思うのです。



“問題”の中の“問題”=“問題の本質”、“問題の原因”が何なのか?


私が解決したい“問題”については、
またの機会にまとめたいと思います。






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