2015年5月7日木曜日

041_本物の「チームワーク」を創りたい!

「チームワーク」
私が昔から大好きな響きです。

とても印象に残っている出来事としては、
中学生の頃、一番熱くなっていた  “クラス対抗全員リレー”です。

名前の通り、クラス別の全員参加のリレーです。

これがどんな競技よりも好きでした。

クラスの中には、運動部で足の速いメンバーもいれば、
まったく運動が苦手で、足の遅いメンバーもいます。

でも、全員参加なので、みんなが走るのですが、
クラスの一番遅いメンバーの時に、他のクラスの一番速いメンバーが
同じ走者になることもあり得るんです。

なので、クラスで作戦を練って、順番を駆使して、
遅いメンバーのフォロー、巻き返しを考え、
他のクラスの動向も考えつつ、メンバー構成をしていきました。

今、振り返って何が好きだったのかな...と考えてみると、

◉弱みをフォローする協力関係
◉思考を凝らして、工夫し限界突破
◉全員が同じ目標に向かって、それぞれの役割を果たす


この3つに集約されるように思います。


ここ数年、個人主義、成果主義より、
チームワーク、チームプレーを重視する声が多くあがります。

言葉で言うのは簡単でも、なかなかうまくいかないことも
多くあるように思います。


VISIONや目的・目標を共有できず、
それぞれに思う方向性に向かっていたり、

VISION、目的・目標が共有できたとしても、
そこに向かうやり方の違い、優先順位の違いで衝突したり、

上手くいっていたとしても、
状況や環境が変わった時に乱れたり、崩れたり。

一時的にチームワークを感じていても、
状況や環境が変わった時、関わる人が変わった時など、
ちょっとの違いで乱れたり、一気に崩れてしまったりすることもあります。


チームワークに必要なのは「協力関係」です。

協力関係を築いていく為に欠かせないのが、
コミュニケーションと情報共有です。


どこまでの情報を共有することができるのか。
どんなコミュニケーションを日常で行っているのか。


これが本当に大切だなと実感しています。
そして、情報共有が深まらない、コミュニケーションが深まらない、
結果、協力関係が築けず、チームワークが創れない
その原因を知ること、理解することです。


1人では決して解決できない問題があるからこそ、
人は協力関係を築いて、解決に向かいます。


しかし、その協力関係を築くこと自体の限界を突きつけられています。
協力関係を築くことができなければ、
解決できる問題の範囲もそれまでです。



私が大好きな「チームワーク」

本当の、本物の「チームワーク」
それを創りたい!


それは、72億人が協力関係を築けないと、
決して解決できない大きな問題を解決したいからです。


1人ではなく、仲間と共に突破していきたいと思います!










認識が世界を変える!
Schritt für Schritt



2015年5月5日火曜日

040_自分の理解の先に相手の理解

「自分の理解の先に相手の理解がある」


自己啓発の本やセミナーで聞く言葉ですが、
それが実感として理解できました。


近頃、いろんな方とお話させてもらう中で感じたことです。

人は生まれてから生きていく中で、育つ環境が人それぞれ異なります。
それは、言うまでもなく、誰でも理解していることです。

でも、育つ環境が違った時に、どんな違いが出るかを
なんとなく感じてても、明確に理解している人は少ないかもしれません。


その違いをコミュニケーションの観点で表現するとしたら、

『物事の受け取り方』

『物事の表現の仕方』

この2つで整理できるのではないでしょうか。


同じ映画を観ても、感想は10人十色。
10人分のStoryが上映されていると言うこともできます。

また例えば、「褒められる」こと1つ取ってみても、
それを『喜ぶ』人もいれば、『悲しむ』人もいるわけです。

「褒められる」ことが絶対いいことで、みんなが『喜ぶ』だと思いますか?


これらは『受け取り方』の違いです。


『表現の仕方』この違いは、私の経験談でお話してみたいと思います。

私は『受け取り方』を先に認識しました。
人は目の前に同じ出来事と出会っても、
感じること、思うことが違うんだなと理解しました。

でも、受け取り方は違っても、思ったことを表現する仕方は
違いがあるとすら考えもしていませんでした。


私は思ったことを表現しようとトレーニングしていたところもあり、
できるだけ、そのままを表現しようとしていたので、
使う言葉が思っていることでした。

なので「言葉」を信じていましたし、
言ってみれば「言葉」のImageは自分のImageを使って理解していました。


でも、人によっては思っていることと真逆の言葉を使って表現する人もいます。
恥ずかしいとか、本音を言いたくないとか理由は様々です。

「言葉」だけを信じる私にとっては、「言っていること」が全てなので、
「言っていること」がコロコロ変わったり、つじつまが合わなくなると
混乱し、「相手を理解したいのに、理解できない。」という結論に行き着きます。

その頃、私がよく使ってた言葉が
「あの時、そう言ってたじゃん!」でした。


これではいつまでも相手と解り合うことができません。

私は自分が思ったことをそのまま表現することが前提だったので、
それをみんなそうだと思ってたんですね。
言ってみれば、それも私の『表現の仕方』に過ぎないのです。


相手を理解したい、解り合いたい。
多くの人はそう思っていても、うまくいきません。
まずは、自分の『受け取り方』『表現の仕方』を知ることから
始めてみてはいかがでしょうか。


繋がった1本の紐のように、自分の理解の先に相手の理解が続いています。
自分の理解をせずに相手を理解することはできないんですね。


相手と理解し合うその感動を皆さんも味わってください。








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Schritt für Schritt