2016年8月2日火曜日

立場に固定されるCommunication

上司と部下

先輩と後輩

親と子

講師と生徒

リーダーとフォロー


いろんな立場があると思います。


皆さんはどの立場に属していますか?


そして、その名前が付いた「立場」に対して、
どんなImageを持っているでしょうか?


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この「立場」とは、
○○するべき、○○するものだ
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そんなImageを少なからず持ってるのではないでしょうか?



ここに、「問題」を生む根っこが潜んでいます。


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なぜ、その「立場」では、
○○すべき存在なのでしょうか?

考えたことはありますか?
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考えの出発の大前提に、
この「○○すべき」という固定があると、
全ての行動、発言、表情がその出発から生み出されていきます。



自分の行っている行動、言葉、表情について、

どこから(出発)、

どのように(プロセス)、

なぜ、そうしなければならないのか?(目的)

を知っていますか?



目の前の問題、現象など、起こる出来事と
自分の出発とが関係ないものではありません。



その中と外が一致した時、
問題解決の道筋がみえてきます。


私も父との関係の中で、
自分のやりたい事をするために、
「反対する父親が問題だ!」と決めつけて、
その問題の父親を変えようと、必死になっていました。
20代前半の頃です。


どんなに強い想いを持って、相手を変えようとしても、
あの手、この手と手段を変えて、変えようとしても、
一向に変わる事がなく、その時は「絶望」を味わいます。


なぜ、私は父を変える事ができなかったのでしょう?


私の中にはある固定がありました。

「父親とは子供の幸せを願って当然=子供のやりたい事をさせるもの」

この固定があったからこそ、

「子供の幸せを願うなら、やりたい事をやらせてもらえるはず!」
という考えを出発にして、
行動、言葉、表情を生み出していたのです。



自分の固定に気づいた時から、
父との接し方、言葉、表情、全てが変わっていきました。
その結果、
父の行動、言葉、表情の「出発」とも出会う事ができました。



自分の固定から自由になる事は、
勝手に決めつけた相手ではなく、
本当の「相手」と出会える事にも繋がります。



皆さんは、目の前の「相手」と出会えていますか?




自分の固定から自由になって、
新しい「出会い」を楽しんでいきませんか?









認識が、世界を変える!
Schritt für Schritt