2013年3月24日日曜日

006_環境を創り出している個人

最近、よく目にする、耳にする状況があります。
その出来事に共通点を探してみると、
今、必要なことがわかってきます。


その共通点とは、“環境”と“方向性”です。


今日は“環境”について、整理してみたいと思います。




“環境”は個人にとって影響の大きいものです。


「家庭環境」もそうだし、「職場環境」もそうだし、
住んでいる地域であり、一緒にいる人であり、
私たちはいろんな“環境”に影響を受けながら、いろんな経験をして、
自分を形成していきます。


影響が大きい分、何かうまくいかなかった時、
“環境”のせいにしたくなることもしばしば。。。


『“環境”は大きなもので、私にはどうにもできないもの』



そんなImageありませんか??



でもそれが「違った!」という事に最近、気づきました。




環境が創られる構造とは。。。

構造はいつでもSimpleです。



input → 編集・デザイン → output



人は常に情報をinputして、自分の中で解釈して様々な考えや感情、言葉、行動をoutputします。



例えば、日常でいつもいつも「不安」をoutputする人の場合


どんなinputが入っても「不安」

1人で居ても他の人が自分の悪口言ってないかと「不安」

人と居ても嫌われないかと「不安」

目標がない自分にこのままで大丈夫かなと「不安」

目標を持っても達成できるか「不安」...



何がinputされてもoutput全てが「不安」だとしたら、
その人は「不安」の環境を自分で創り出しています。


それがお母さんだったらどうでしょう。
「不安」から始まる考え、感情、言葉、表情、行動。


その「不安」の環境の中で育つ子供はどんな考えや感情が育っていくでしょうか。



自分で量産した「不安」に溢れた海の中で、
「不安」といつも交換・交流して、さらに「不安」を創り出している...


「不安」の連鎖は止まりません。



1人1人が環境を創り出すことができる個人です。


1人1人の考え、感情、言葉、表情、行動が溢れて創られているのが“環境”です。


私の考え、感情、言葉、表情、行動の1つ1つが
誰かの環境でもあり、自分自身の環境にもなっています。



環境を創っている自覚と責任を持って、
日々の考え、感情、言葉、表情、行動を蓄積していきたいと思います。
それが今、私に必要な事だと実感しています。



みなさんの“環境”には、
どんな考え、感情、言葉、表情、行動が溢れていますか?


1人1人が与える影響力もまた∞ですね。








人の可能性は∞
Schritt für Schritt










2013年3月16日土曜日

005_韓国冒険記 ~人との出会い編~

2013/03/08~2013/03/10で行った韓国。

様々な出会いがありましたが、今日は「人」との出会いを通して
感じた事を書いてみたいと思います。


『韓国人は健康的!』

すべてここに集約される気がします。


どういう事かというと、

韓国の方はとってもエネルギーに溢れています。
話し方、表現の仕方もそうなんですが、

とにかく、思ったことは表現する、

困っていそうなら話しかける、

慣れていなさそうなら教える...


とってもシンプルな事ですが、
それが当たり前として、習慣化されている印象を受けました。



食べに行ったお店では、日本人で慣れていない様子に
食べ方をやって見せてくれたり、教えてくれたり、


行列だったプルコギのお店では、
「111番」だった番号札の私たちに
テイクアウトにしたからと日本語が話せないにも関わらず、
「86番」の番号札をあげるからと一生懸命話しかけてくれたご夫婦がいて、

その後にも、お友達と待ち合わせで先に並んでいたからと
「63番」の番号札をくれた女性グループの方がいて、

結局私たちは、普通で待ってた場合の
半分の順番でテーブルに案内されました。


知らない人にも外国人にもするのが当たり前。
普通の事という感じでした。
(たくさん並んでる方がいる中で、
 なぜ私たちにくれたのかはナゾですが...!?)



それに街の中に「カフェ」が多かったのも、
繋がっているように思うのですが、

とにかくしゃべってる人が多いです。どこでも。


だからしゃべる為にカフェに行くし、
ご飯はパッと食べて、その後カフェでしゃべる。


食べる時は「食べる」。しゃべる時は「しゃべる」

そんな習慣もあるのかなと思いました。



他にも、たまたまかもしれませんが、

今回、行った食べ物屋さんは
割と有名で名の知れたところだったこともあってか、
「単品メニュー」のお店が多かったんです。


メニューは1品だけ。


それだけで勝負してます!といったお店ばかりで、

考えてみたら作るのも、
材料を仕入れるのも、

単品メニューであれば効率がいいです。


だから安くもできるし、
技術も鮮麗されるし、


「そのメニューを食べにそのお店に行く」


当たり前ですが、
「そのメニューを食べたくなければ、行かない」


というのが、とってもはっきりして解りやすい。

それも韓国人の方の特徴の様に感じました。



共通するのは『シンプル』


「思ったら言う」

「言ったらやる」

思ってる事と、言ってる事、やってる事が
そのまま表現されている。


だから、受け取る側もそのまま受け取るし、
変に裏を考えたり、気にしたりしてる様子もなく、
そのやり取りが早い!

交換、交流が早いから循環して、
エネルギーも活性化するし、
相乗効果も生まれて、より活性化するから
活気が生まれているんだと思いました。



体の健康も「食べたら、出す」
このシンプルな仕組み通りが一番健康なように、


本来、『シンプル』が健康の秘訣なのかもしれません。


日本であれば、

「思っていても場の空気が...」とか

「ここで言うと後で面倒だから...」とか

「そう言ってるけど、実は...」とか

表と裏の建前も習慣のひとつだったりします。



それぞれ良し悪しはある事ですが、

どっちもできて、その場に応じてコントロール(使い分け)できれば、
どちらも道具として、武器として使えるものです。



こんなに正反対な日本と韓国だからこそ、
お互いに学ぶべきところも多いというのを実感した出会いでした。


日本人の可能性。

韓国人の可能性。

お互いの可能性に、さらに可能性が広がります。









人の可能性は∞
Schritt für Schritt