2014年3月23日日曜日

015_『出会い』が起こす変化のきっかけ

来週、プチ講座を開催します!

映画「マイ・フェア・レディ」から学ぶ『出会い方』


内容を作成していて、自分の頭や知識が整理されていくし、
観術の応用、理解にも繋がっていて、とても勉強になります。


内容については来週の講座までお楽しみ♪としますが、
ちょっとだけ、ご紹介したいと思います!


『出会い方』をテーマに整理して解析したのですが、
改めて“出会い”は人の人生にとって影響の大きいことだと思いました。

人と出会ってImageが変わる

人と出会って考え方が変わる

人と出会って見える世界が変わる

などなど…
そんな経験を多くの方がしているのではないかと思います。


“出会い”が起こす変化のきっかけとは、
どんな事が起こっているのでしょうか?


変化は「外」からやって来ます。

Image湧きますか?


もう少し噛み砕いて言うと、
変化は「外がある」「外があるかもしれない」という
「外」に気づいた時、認識した時、そこから変化が始まります。


私は昔、人見知りでした。
今の私しか知らない方は想像するのが難しいかもしれませんが、
道端で同級生にあるのも嫌でしたし、
人と会うと、人に嫌われたくなくて、
人に合わせてばかりで、自分が何を考えているのか解らなくなっていました。

そんな自分を変わりたくて、変わりたいけど変われない。
何をどうやって変えていいかが解らなくて、
その頃に観術に出会いました。


私は観術の話を聞いて、
正直、内容はよく解りませんでした(笑)
観術に出会ったばかりの方からはよく言われますが、
私も同じように思っていました。


でも、「観術を解ったら、自分が変われるかもしれない…!」
その予感と可能性を感じることができたのです。


自分の知らないもの、出会ったことないもの
それは=自分の「外」との出会いです。
出会ったことないものだからこそ、
変われるかもしれないという可能性に期待しました。


私自身の変化も、この「外」との出会いから始まったと実感しています。


知らない世界に一歩踏み入れるのは勇気が必要です。
エネルギーも使います。リスクもあります。

でも、知っている世界の中では、
知っている範囲を超えた事は起きません。
変化も起きにくいです


一歩踏み出すお手伝いができたらと思っています。
このBlogもそんな想いから書いています。
Schritt für Schritt = 一歩一歩。一歩ずつ。


是非、来週の講座もお楽しみください♪












人の可能性は∞
Schritt für Schritt

2014年3月16日日曜日

014_無意識の意識化〜認めたくない自分との出会い〜

私が今のこの性格になっているのも
小さい頃の影響、特に家族の中でも父の影響を強く受けています。


自分の事を知るために、親の事を知るというのも
ひとつの手かもしれませね。
とってもよく似たところを発見できます。



私の父は2010年に他界していますが、
生前、父との関係に苦労し、克服する為に
かなり父と向き合う時期がありました。


父と向き合うという事が同時に、
自分と向き合う事でもありました。
(それに気づいたのは後になってからですが...!)



最初は受け入れ難い事もありましたが、
それを認めた時、そしてそうなる仕組みが観えたとき、
違う選択をできたように思います。



例えば、父の性格ときたら「感情的」で「短気」

よく世の中に文句を言ったり、

野球で巨人が負けたら機嫌は悪くなるし、

お仕事を一緒にする人とも納得いかないとケンカして、投げ出して来ちゃったり…

と、かなり激しい性格の父でした。


私はそんな父の態度や、感情をコントロールできない大人をよく思っていなかったですし、
むしろ「こんな大人にだけはなりたくない!」と強く思っていました。


そんな事をずっと心に持ってお仕事をしていたある日...


上司から「山口は短気だな」と言われました。

私にはその言葉を自分が言われる事がとても信じられなくて、
あり得ないと思って、

 私    「私のどこが短期ですか!?私は短気じゃありません!」

上司  「ほら、そうやってすぐ怒る…!」

 私     「怒ってません!!」


確かに私は怒っていました(笑)


言われた事に納得がいかなかったからです。


しかも、
「短気」=「感情的」=「父」=「なりたくない大人像」


それが私ってどういうこと!?
という感じで、感情的になっていました。


この時が生まれて初めて、
強烈に“認めたくない自分”と出会った瞬間でした。


本当に「私は気が長い」と自分で思っていたんです。

お父さんと比べたら長かったかもしれません。


でも、改めて振り返った時に
自分が「短気」であることを自覚できたのです。



自覚することは自分で意識が出来ること。


無意識の状態では、変化する事はできません。

無意識は条件反射的にその状態になってしまいますし、
そうなっている事にさえ、気づいてないので、
そうなる事に対して「問題」に思うこともできないのです。


自覚して、無意識を意識化することで
別の選択をすることができます。


ただ、変化には「無意識の意識化」だけでは不十分です。


「短気」になるスイッチが“何に”対して入るのか...

その構造も解らなければ、「解っているのに変えられない!!」
という事になってしまいます。


「短気」という結果ができ上がるまでのプロセスと背景。
そして作り上げる仕組み、構造。


言ってみれば「短気」を取り巻く『全体像』が解った時に
私はいつもと違う選択をすることができたのです。



今は「認められない自分」「受け入れられない自分」と
何度も出会ってきたので、大分心の筋肉が鍛えられている状態です。


どんな自分と出会ったとしても、
その“出会い”を楽しんで、そして変化のChance!!とばかりに
喜んで受け入れて、新しい自分を創っています。


「変化」は年齢や学歴、職業に関係なく
いつでも誰もができるものです。


そんな「変化」のあれこれを共有して
お互い成長していける関係性を広げていきたいです!










人の可能性は∞
Schritt für Schritt

2014年3月10日月曜日

013_これから必要なCommunication

「Communication」

とても身近ですが、実体の掴めない、なんとも説明し難いものでもあります。


Simpleに説明するとしたら、「Communication」は

“output” → “input”

この繰り返し、繰り返しです。



“output”は中から外

“input”は外から中

と表現した時に、

自分との「Communication」もありますが、
自分の中で“output”しても、それは中になるので、
やはり、自分以外の「外」が必要になります。


つまりは「相手」です。



「自分」と「相手」

「発信者」と「受信者」

「input」と「output」を成り立たせるセット、ペアになっていないと
「Communication」にはなりません。


どちらかが一方的であれば、

出会いもなく、交流もなく、循環することもできません。



今日、改めて感じたことは、

人と人。

自分があって、相手があるように思いますし、
そこを分けて考えてしまいがちですが、

自分がどうとか、相手がどうとかいうことよりも、
もっと関心を持つ必要があるのは、

自分と相手との『関係性』だということです。



どんな『関係性・相互作用』を創ることができるのか。



“出会い”から始まる“Communication”


目に見えない“間”=繋がり、関係性を観える人が
人と出会い、交流、循環する“Communication”


これが、これから必要な“Communication”だなと
1日を通して、実感しました。


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 本日参加した『マインドームSSM』 http://www.mindome-ssm.com/

 自分のCommunicationパターンを知る為に
 とても良くできた仕組みが詰まっています!
 そして、参加した方と1時間だけで、とても仲良くなれてしまうゲーム。
 
 「たかがゲーム、されどゲーム」です。

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人の可能性は∞
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2014年3月2日日曜日

012_知っている世界の “弊害”

今は、インターネットで検索すれば、どんな事でも調べる事ができ、
様々な情報、知識を得ることができます。

専門的な知識から、日常の困ったことの解決策まで
あらゆる情報が、検索エンジンを使って選び出す事ができ、
1つの事のに対しての賛成意見も、反対意見も参考に検討する、
なんて事もできてしまいます。

でも選び出される情報、知識には
本物もあれば、偽物も一緒に出てく
る為、
その情報を参考にするかしないかは、結局のところ自分で決めています。


どんな基準で、情報、知識を選び出し、参考にすればいいのか。

情報に出会うことが難しかった頃とは、
全く違う問題が起こっているのが現状です。


みなさんは、「知っている世界」を持っていることによる
“ 弊害”を感じた事、考えた事はあるでしょうか?



「先入観」

「固定観念」

と聞いたらどうでしょう。


どんな情報が先に入るかによって、その対象のImageが
色眼鏡のようにフィルターとなって、見てしまった事はありませんか?

部分的な情報だけを取って、過去の経験やImageと繋げて
判断した結果、失敗した事はありませんか?


身近な出来事でもよくある事ですし、
仕事の中でも往々にして発生します。


思い込みを前提に会話をしていて、
話がズレていたり、通じていなかったり、
結果、指示が正しく伝わらず、ミスをしてしまうことになったり。


言葉だけを受け取って、相手の意図を受け取れず、
誤解をしてしまったり…


挙げたら切りがないですね。


これらは全て、過去の経験や知識、言葉に対するImageなど
「知っている世界」を持っていて、且つ、
その世界に固定されていることから発生しています。


この状態では、
人の話が聞けない。
人との交流が難しく、循環が起こらない。
新しい発想が生まれにくい。
人と協力関係を築くのが難しい。


でも、「知っている世界」を持つことが悪い訳ではなく、
固定していること、固定に気づいてないことが問題です!


情報、知識に溢れている現代だからこそ、
その「知っている世界」を、一人一人が強固にさせているとも言えます。

様々な問題に波及しているこの問題を
突破できるかどうか。



「知っている世界」をリセットできる技術。
そこに突破口があると感じています。

その技術が “観術-Kanjutsu-” です。

多くの方と協力関係を築きながら
突破していきたいと思います!

Challengeは続きます‼︎







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