2015年3月30日月曜日

037_【日韓】清道ワイントンネルでの驚き!

2014年6月から韓国で研修を受けてきましたが、
その研修所がある「清道(チョンド)」という地域にある“清道ワイントンネル”

この地域特産品の柿を使ったワインのワイン蔵になっていて、
試飲、販売をしている地元では、デートスポットだそうです。


入ったらトンネル中にワインが!!


壁にも天井にもビッシリとワイン!
凄い光景と中のヒヤッとした気温に感動しました!!



このトンネルは1904~1937年まで実際に使用されていたトンネルです。
1年を通して13~15度の気温と、60~70%の湿度が保たれていて、
ワイン醸造に最適な構造との事。


日本統治時代に建てられたトンネルが
こんな形で再利用されて、地元の人たちに親しまれている。

なんだか、日本と韓国のコラボレーションで
成り立っているようで、嬉しかったです。













認識が世界を変える!
Schritt für Schritt


2015年3月29日日曜日

036_【日韓】戦争記念館から知った “韓国の悲しみ”

ソウル特別市内にある戦争記念館。
こちらを訪れたのは2013年の3月でした。


日本人は歴史を知らないと言われがちですが、
私もその1人でした。


韓国というお隣の国にも関わらず、韓国に対して関心がなく、
本当に何も知らなかったんだと、それすら自覚がないくらい、
知らない事に対して、問題意識もないような状態でした。


戦争記念館は、朝鮮戦争について、
その歴史的経緯や資料などが展示してある記念館です。



朝鮮戦争が起きたのは1950年6月25日~1953年7月27日という
僅か3年もの間で、北側である北朝鮮と、南側である韓国の
南北を分断している国境が目まぐるしく変わるという悲劇的な戦争です。


同じ民族でありながら、お互いが殺し合い、
昨日まで味方だった仲間が今日の敵になり、
誰も信用できないような状況の中での戦い。

これ程、悲しい事はありません。


そして、この戦争が起こった事に、日本が関係している事を知ったのです。



1945年8月15日。

日本は戦争に負けました。
その時、統治していた朝鮮半島は、38度線によって南北を分断されました。


朝鮮半島は日本だったので、この南北分断が日本列島分断でも
おかしくなかったと言うことができます。


例えば、日本列島を名古屋~富山間を境に
東西が分断されていたとしたらどうでしょう。


分断されてもう二度と離れ離れになった人と会えなかったとしたら...



それが実際、朝鮮半島で起こっているのです。

離散家族は現在1,000万人にのぼるとも言われています。



またこの戦争が、ロシア、中国を中心とした「共産主義」と
アメリカ、ヨーロッパを中心とした「民主主義」の戦いであった事を知りました。


世界の縮図が朝鮮半島という小さな半島を舞台に、繰り広げられていたのです。



いろんなショックがありました。



さらにショックだったのが、1953年7月27日は、
朝鮮戦争が「終わった日」ではなく、「休戦した日」であるという事です。


今もなお、戦争が終わっていない。

それもお隣である韓国という国で。

そして、それは日本が全く関係ないものではない。



私は本当に何も知りませんでした。

でも、この機会に知る事ができたので、
韓国や北朝鮮に対して、観方が変わる事になりました。


知らなかった日本の方は、これを機に関心を持って頂けたら嬉しいです。



入口にある兄弟の像。

1950.6.25~1953.7.27の国境の移り変わり
目まぐるしく変わる国境線
世界の縮図として戦われた朝鮮戦争








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2015年3月27日金曜日

035_【日韓】独立紀念館で学んだ “教育の違い”

韓国行きが迫ってきました。
あと1週間後には韓国の釜山から清道(チョンド)に向かいます。

前回韓国に行ったのは2014年6月です。
久しぶりの韓国の地に、ドキドキが高まって来ました。
早く韓国のエネルギーと出会いたい気持ちでいます。


前回行った時、訪れたひとつに“独立紀念館”があります。

ここは、日本人がほとんど立ち入らない場所です。
韓国人が子供の頃から、国に対しての誇り、民族性を学び、
韓国が日本統治時代からどのように独立していったのかを学ぶ資料館です。


私はここで、韓国の教育でどのように日本を認識し、
歴史を認識しているのかを学んで来ました。


そこで感じたことは、日本の教育との違いです。


日本では、国に対しての誇りや、
民族性を学ぶ教育がないんだと初めて気づきました。


「愛国心」、「国のプライド」

そんな言葉に全くピンと来ないのも、納得できました。



“国”という事に対してのImageや認識が全然違います。


また同時に、これらの違いを創り、歴史認識に違いが生まれる原因が
“観点の問題”だという事を実感しました。



それを教えてくれたのが韓国人であるNoh Jesu氏でした。

Nohさんは韓国人でありながら、
国家、民族を超えた客観的な歴史観や
それぞれの国の特徴、良さを教えてくれました。


日本に対して、そしてアジアの国に対して関心がなかった私に
日本の良さ、そして韓国の良さを教えてくれました。

そのお陰で私は、日本も好きになる事ができたし、韓国も関係のない国ではなく、
一緒にアジアの新しい未来を創っていけるんだと思えるようになりました。


歴史を知る事は、未来をよりよくする事。

ただ、それぞれの“観点”の違いによる歴史認識の違い。
その背景も理解することなくして、アジアの新しい未来を創っていくことができないと、
改めて感じさせられました。


観点を知り、歴史を知り、土地を知り、人を知る。

そこから新しい未来を創っていきたいと思います!


そんな新しい未来の希望を教えてくれたNohさんに心から感謝しています。
今回、韓国に訪問する事で、より韓国を知り、理解してきたいと思います。




広大な敷地内を入って、数多くの国旗が目に入ってきます。
日本では見ることのない光景だと思い、教育の違いを感じました。

入口にある大きなモニュメントは南北分断の悲しみ。
そして、敷地内の建物からは国の誇り、威厳を感じさせます。

「平和への願い」その想いが溢れている、そう感じました。







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2015年3月24日火曜日

034_発見、発明が人間の仕事

時代が変わる時、その出発には必ず発見と発明がありました。


新しい時代を創る発見と発明は、人間だけがやってきた仕事です。

道具を開発し、環境を開発して、様々な商品を創り、
経済を生み出し、新しい時代を創ってきました。


「あなたの仕事は何ですか?」


そう質問されたら、皆さんはどのように答えるでしょうか?


営業です。

弁護士です。

工場でねじを作っています。

主婦です。


職業ややっている事を答える方が多いのではないでしょうか?



どんなお仕事も、誰かの発見と発明から始まっています。

それはいつでも、どこでも起こりうる事です。


1人1人の発見、発明から
新しい商品、新しい産業、
新しい社会、新しい時代が始まるのです。


これから益々ロボットが開発され、
今やっている仕事の7割が10年後にはなくなると言われています。

製造業、サービス業、
運転手、介護、医療までも
ロボットが人間に代わって仕事をしていく時代がすぐそこまで来ています。

信じられないかもしれないけど、それが現実です。


人間にしかできない仕事。

それが新しい発見、発明によって、新しい未来を創造していくことです。


そして、そんなCreativeに溢れた人間を量産する
新しい教育が必要です。
それなしには、新しい社会は創られません。


“未来にワクワクしますか?”


もし、ワクワクしない方は、自分の可能性、未来の可能性を止める
ブレーキを踏んでいるかもしれません。



なかなか気づきにくい、自分のブレーキ。

1人ではなく、お互い気づかせ合って、
みんなで可能性を広げていきたいですね!










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2015年3月17日火曜日

033_人と人の繋がり

人が心から願っていること。

それは “人と人が繋がること” そう改めて感じました。



人は例外なく誰もが「孤独」を持っています。


なぜって、完全に自分と同じ考えの人は1人もいないし、

どのくらい解かってくれているのかは、計ることができないので、
解かってくれていると思っても、後でそうじゃないことが発覚したり、

条件が変わることで、態度や付き合い方が変わってしまったり、

自分の事を解かってもらおうとしても、
そもそも自分で自分の事が解からないので、伝える事ができないのです。



誰もが人との関係性の中で、上手くいかない経験、
解決できなかった経験を繰り返しているので、
諦めてしまっている人も多くいます。



私もずっと「孤独」を感じていました。

どんなに仲の良い友達といても、
その関係がいつまで続くのか、いつ壊れてしまうのか、
そんな風に未来を不安して、

傷つきたくないし、孤独を感じたくないと、
当たり障りのない事を話したり、

相手に合わせて、思ったことを伝えなかったり...



それを繰り返しやればやる程、孤独が強くなっていく
そんな悪循環をさせていました。




でも今は違います。


私はどんな条件が変わっても、絶対に裏切らないと
自信を持って言い切れる仲間がたくさんいます。

これ程、幸せな事はないと感じています。




私は伝えていきます。

“絶対に裏切らない人間関係”は誰もが創れる!ということを。



なぜそれを言い切れるのかというと、
人と人の繋がり、関係が上手くいかない原因を知っているからです。


その原因はなかなか認識する事ができないので、
今までは原因を解からないまま、なんとかしようと試行錯誤していたに過ぎません。



その原因が「観点固定」です。



目に見える世界を絶対と思う大前提から出発したIdentityは
本当の自分と出会うことができず、

「できない」、「足りない」、「解からない」に溢れた
偽者の自分Identityになってしまいます。



無限の可能性を持った本物の自分との出会い。

これが“人と人の繋がり、関係”を創る為に、必要な絶対条件です。



そんな人を増やして、何をしたいのかというと、
新しい社会を創りたい!

深い信頼関係を土台にして創る社会!

そんな未来にワクワクしながら、今ここ未来を建設中です!!











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2015年3月9日月曜日

032_日韓合同イベント開催!

4月3日〜5日に開催しますNurisyo!
ハングルのNURIRA“満喫する”と、
日本語の“一緒に”を合わせて造られた単語。

単語が象徴するように、このイベントは日韓が合同で開催するイベントです。

2015年、日韓国交正常化50周年を記念して
韓国の大邱で開催するイベントに参加してきます!


韓国に行くまでの期間、韓国の理解を深め、
東アジアから新しい未来を創っていく準備を
していきたいと思います!


3/4急遽開催した東アジアの情勢を考える歴史勉強会。

今の東アジアが歴史の流れを受けて出会っている世界の縮図であること、
日本と韓国の役割が明確にあるということが解り、
東アジアに対しての理解を深めることができました。



開催報告はコチラに掲載されてます!
 アジアリーダーシップ研究所 HP ↓↓↓
http://www.asia-leadership.net










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2015年3月3日火曜日

031_共有共感を可能にする言語

単語の数だけ存在が存在します。

同じカップでも、
コーヒーを入れたら、コーヒーカップ
紅茶を入れたら、ティーカップ
お水を入れて花をさしたら、花瓶
金魚を入れたら、金魚鉢…


同じ単語でも人の数だけImageが存在します。


単語を使って、あらゆる事を説明して、
人に伝える事が出来るけど、
単語を使って、その裏にあるImageも伝えながら、
共有共感していくのは至難の技です。


人と人が解り合うこと。
この事を諦めている方も多いのでは…?


私は諦めていました。

「どうやっても、人と人は解り合えないんだ」


でもそれが、

「諦めなくていいんだ!!」

そう、大転換した時がありました。


自分の事を理解してもらい、
相手の事を理解するには、
新しい道具である言語が必要だったんです。


人と人が解り合う事が出来る言語。
協力体制、チームプレイを可能にする言語。


それが“Image言語”
これが面白い!









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