2015年1月29日木曜日

029_“観点"という障壁

人間は道具を開発する事で、あらゆる障壁を突破してきました。


産業革命後、自動車や列車の開発で
各地で作った物や商品を交換交流することができるようになり、
時間や空間の障壁を超えることができました。


飛行機の開発によって、もっと遠くまで運べるようになり、
世界の物や商品を当たり前のように、購入することができます。


インターネットの開発によって、
いつでも、どこでも、だれでも、
物や商品を売ったり、買ったりすることが当たり前になっているのが現代です。



もっと速く、もっと遠くまでと開発してきて、
どんどんと自由度を獲得してきました。



さらには、アプリの開発によって、
言語の障壁をも越える時代になっています。


あらゆる障壁を越えて、便利に、豊かになっても
自由になっていない、超えられていない障壁があります。



それが“観点”の障壁です。


宗教の違い、文化の違い、価値観の違い
これらは全て“観点”の違いから生まれます。


“観点”の障壁は、目に見えない障壁なだけに気づきにくく、
発見しにくい障壁でもあります。


目に見えないところ、それがどこかというと、
1人1人の人間の中に持っている障壁です。


今までこの障壁に気づく事ができなかったので、
人と人の繋がる道がない。
解り合う道がみえない。

越えることができずに、摩擦、衝突を繰り返してきました。


“観点”の障壁こそが、最終の障壁であり、
出発の障壁なんだと実感しています。


最終障壁を突破するには1人1人が気づく事。
気づいた人たちの連帯で、突破していきたいと思います!!


“観点”についてはこちら↓↓↓








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Schritt für Schritt

2015年1月20日火曜日

028_「非常識」から始まる新しい時代

「12秒120ft(約36.5m)」

ライト兄弟の最初の功績です。


いつの時代も常識を覆すところから
次の新しい時代が始まります。


誰もが受け入れ難い「非常識」を
否定し、嘲笑し、排除するのか。
それとも自らが変化し、可能性を選択するのか。


大きな違いですね。

運命の分かれ道。


今、時代が変わる転換期であることは多くの方が言っていることです。


どんなに変わりたくないと思っていても、
確実に時代は変わっていきます。


これから始まる新しい時代が
どんな「非常識」から始まっているのか...!?

そんな風に思うだけでワクワクするのは私だけでしょうか(笑)


今までと今からが全く違う時代が始まっています。
それ程大きな違いを生み出す「非常識」。


そんな「非常識」に出会った事がありますか?

出会った時、皆さんはどおしますか?








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2015年1月13日火曜日

027_“出会い”の可能性

起きた時から出会いが始まります。

太陽の光との出会い

朝の冷たい空気との出会い

コーヒーを入れている時の香との出会い


“出会い”は何も体の5感覚(目、耳、鼻、口、皮膚)の出会いだけではありません。


出会ったことのない感動に出会いたいし、

ハッとするような気づき、発見にも出会いたいし、

達成感、充実感、満足感と出会いたい...


こうして考えてみると、
5感覚との出会いも、この“心”で感じる出会いの為の
間接的な道具のようにも思えてきます。


体の5感覚を使って、どれくらい心の出会いを得ることができるか!?


道端に生えている雑草と、どんな出会いができるのか

粗大ごみで捨てられている家具と、どんな出会いができるのか

お店に並ぶ野菜たちと、どんな出会いができるのか


5感覚ではキャッチできない隠れた感動、発見と出会う“出会い”

想像が膨らみます...!


決めつけたり、思い込んでいては、
感動、発見のある“出会い”はできません。


変化と可能性を選択した“出会い”を楽しんでいきたいと思います。










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2015年1月12日月曜日

026_湯河原への帰省にて

実家のある小さい頃育った町に帰省してきました。


私の生まれは東京都

幼少期のほとんどを神奈川県にある
湯河原という小さな町で育ちました。

そして、高校を卒業して千葉県の浦安市に約4年間

その後、一度は湯河原に戻り、再び東京都で6年間

2012年大阪に引越して今は2年半が過ぎました。

また、昨年10月から北海道札幌市で現在生活中です。


いろんなエリアに住んでみて、関東の中で引越しして別のエリアに
住んでみてもあまり違いを気づかなかったですし、
もちろん「観点固定」もあって、現象の違いくらいしか認識できず、
背景や、地域の環境、歴史、生活文化などは
なかなか認識することができませんでした。


大阪に引越し、北海道で生活してみて、
それぞれの地域性を感じるようになりました。


そんな違いを感じて、改めて自分が育った湯河原に帰ってみて、
小さい頃から当たり前の環境だった事もあり、
気づいてない、認識してない「湯河原」がたくさんあることに気づきました。

また、そこで育った私に、あらゆる影響を与えていることも
たくさんあるなと思いました。


認識が変わると、同じ景色も違って観えて来ます。


少しだけ紹介させて頂きますと、
湯河原は、海も山も河もあり、自然が生活に密着しています。


とにかく平地が少なく、坂や階段が多く、
町から出たり、町の中でも隣の地域へ行くには
坂や階段を通らないと行けないような地形です。


小さい頃、車ももちろんないと不便な地域ですが、
自転車よりも歩く機会が多く、日常的に運動しているようなもので
私の健康のベースはこの湯河原の地形によって創られたのかもしれません。


何か悩んだり、落ち込んだりした時には、
よく海を見に行きました。
歩いて10分程ですぐ海があり、私は小さい頃から海が好きでした。

テトラポットで海をずっと見ていたり、
高台に上って町並みを見下ろしたり、
今でも、景色をボーっと眺めていると不思議と心が落ち着きます。


なかなかのんびり帰省する時間もなく、
久しぶりに帰ってきましたが、湯河原に帰ってくると
時間がゆっくり流れているように感じます。


ただ、こんなに和やかな湯河原でも、
抱える問題はたくさんあります。

小学校の先生から現在教育委員に携わっている恩師を尋ね、
いろんな地域のお話を聞かせて頂きました。


少子高齢化で子供の数が少なく、
こども会という地域別の行事や活動の運営ができなくなっています。

いじめや家庭環境による不登校の生徒も数が減りません。


子育てに対して、友達づきあい、
先生と生徒や先生と保護者の関係など、
人間関係による問題が多いのは、どの地域でも同じだと思いました。



実家に帰れば甥っ子2人が出迎えてくれます。
お正月に遊びに来てた姪っ子のお手紙を受け取りました。


子供たちは本当に素直に伸び伸びと成長しています。
ですが、同時に私たちが子供の頃には感じなかった問題にも直面しているでしょう。


子供たちの未来のためにも、人と人が信頼で関係を結び、
それぞれの個性、可能性を思い切り、
思う存分に広げていける社会を残したいと思います。



大人が変わる時。


人間が変わる時。


ベースの教育を根底から覆す教育を始める時。


そんな事を思った湯河原での2日間でした。













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2015年1月11日日曜日

025_問題解決のKey Word

「問題」と出会った時、皆さんはどんな「対応」をするでしょうか?


私が小さい頃、身につけた対応方法は

①我慢する

②忘れる

③諦める

そこから始まりました。


近頃、セッションをやらせて頂いたり、
いろんな方とお話することを通して、対応方法について聞いてみると、
私の①~③に似ていたり、近いという方も多く出会います。


また、他の方法としては、

●逃げる

●感情をぶつける

●何も感じないように麻痺させる

●問題をすり替える

●問題を帳消しにできる位の結果を出す

などなど、対応方法は人それぞれ様々です。


しかし、どの対応方法も共通して言えることは、

『問題が解決されていない』という事です。


大抵の場合、問題が起きた現象=結果に対して、
どうしたら問題の起こらない結果になるのか、それまでとは違った方法を考えます。

Aという方法がダメだったら、Bの方法、
またBがダメだったら、Cの方法...

これは言ってみたら、「迷路確認ゲーム」です。

迷路の中であるという確認はできても、
そこにゴールがあるのか、ないのかも解らず、
やってみないことには合ってるか、間違っているかも解らず、
とにかく、次々と方法を実行していくアプローチです。

あらゆる方法を実行して得られた結果、

「今までの方法では問題が解決できないことがわかった」

その結論で人生の幕を閉じるのは、
とてもショッキングな事ではないでしょうか。


問題を「対応」するのではなく、根本的な「問題解決」する為には、

What:問題の根=原因を知ること

Why:問題の生まれる仕組み、プロセスを理解すること

How to:そして、原因を解決策を知ること

この3つが必要です。

この3つを得たとき、ゲームが「迷路突破ゲーム」「迷路救済ゲーム」に
変わる事ができるのです。


私が問題と出会って、一生懸命「対応」してきた結果、
「問題が解決されていなかったんだ」と気づいた時、大きなショックを受けました。

だからこそ、解決したい!という強い想いが生まれたのだと思います。


問題は根本から解決しない限り、永遠と続いていきます。
それは、根っこを残したままの芝刈りをずっと繰り返しているようなものです。

問題の原因、プロセスそして解決策を知ったときには、
問題が問題ではなくなり、問題解決できるところから出発して対応することができるのです。


すべての問題の原因=それが「観点」です。
「観点」を知る事の価値、可能性を多くの方に出会って頂きたいと願っています。

問題解決には必ずこの「観点」の存在を知ることが必要です。

そして、「観点」をみんなで超えて、
違いを受け入れ、活かせる関係性を創っていきたいです!









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2015年1月8日木曜日

024_「アナログ認識」から『デジタル認識』へ

人は共通点をなかなか認識できません。
違いが目について、つい違いに対して自分の審判、判断が働いてしまいます。

自分と全く同じ判断基準を持っている人はいない訳ですから、
違いはあらゆる場面で直面します。

違いに対して、その都度、審判、判断していては、
なにより自分がエネルギーを消耗して疲れてしまいます。

違いを認識するのは、特定の人の問題ではありません。
人間には、違いを認識するシステムが、
そもそも初期設定されているからなんですね。
それが、5感覚から情報を取り入れて、
言語によって認識するアナログ認識方式です。

アナログ認識方式は、部分的な情報であってもそれを全体と思い込んでしまったり、
違いを認識していきますので、様々な現象、事象に溢れて、どんどん複雑になっていきます。

また、言語だけで、相手に詳細な変化や見えない気持ち、
心の状態などを伝えることには限界がありますので、
お互いを理解し合い、疎通、交流することが
なかなか簡単ではない状態となってしまいます。


アナログ認識方式によって起こる問題を解決し、
限界を補えるのが“デジタル認識方式”です。

これが新しく開発された「認識OS」です。
これからの時代をリードする新しい技術。

物、存在を開発してきた今までの時代から
自分の中、認識を開発していく未来技術が認識技術である「観術」です。


この未来技術の可能性を、今年は現実化していく年になります。
今までにない変化にワクワクしています!



NRグループが開発した世界初の「認識OS」
※認識OSの詳細は画像をクリック





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2015年1月5日月曜日

023_認識には“観点”が働いている

2015年はいろんな区切りの年を迎えます。

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 戦後70年

 日韓国交正常化50周年

 一般相対性理論100周年

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これらに共通するのは『認識』です。


<戦後70年>

戦前、戦後で大きく変わったのは「国」に対する認識です。

どんな「国」を目指し、創っていくのか。
それにはどんな教育が必要か。

戦後70年敗戦国としてのIdentityを蓄積して、
西洋に学び、日本の精神性は置いておいて、
西洋式考え方、思考方式を繰り返し繰り返し習慣化してきました。


<日韓国交正常化50周年>

正しい歴史認識を両国が求めているという状況です。
1つの歴史的事件も、どちらの国の立場から観るかで、全く違うStoryが展開されます。

同じ映画を100人が観て、100通りの感想が生まれるのと同じ事です。


<一般相対性理論100周年>

目の前の現象や宇宙自然をどのように認識するのか。

宇宙自然をどう認識するかで、宇宙自然の一部である
人間の生き方にも大きな影響を与えます。

重力を時空の歪みと表現し、マクロな世界を説明する一般相対性理論と
物質のミクロな世界を説明する量子力学。

宇宙の始まりを説明する為、ビッグバンの秘密を説明する為に、
この2つの理論を統一する「量子重力理論」を完成させようと、
最先端科学者たちが研究を進めています。



『認識』に必ず働いているもの、それが“観点”です。



“観点”は考えや感情の出発地点と言えます。

普段考えたり、話したりしていて、“観点”を認識する事はないでしょう。


人間が関わるあらゆる問題にはこの“観点”の問題が関係しています。

様々な社会問題、外交問題、教育問題、鬱・自殺の問題など、
全ての問題の根本原因がこの“観点”の問題なのです。


“観点”による違いが生まれるメカニズムを理解し、
その問題を解決できることが、すべての問題解決に繋がっていきます。


個人の“観点”もありますが、
それよりも共有したいのが“人間共通の観点”です。
人間の認識している世界が絶対だ、と思う大前提が大きく変わる時がきています。


“観点”が変われば、『認識』が変わる

『認識』が変われば、目の前に見える現象や出来事など
捉え方が変わっていきます。


この区切りを迎える2015年という年を
新たなステージの始まりの年となるように、
多くの方と共に“観点”を理解し、解決していきたいと思います!














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2015年1月4日日曜日

022_2015年は“おもてなし”

2015年、始りました。

新しい年を迎え、心機一転Blogも今年は更新度を上げて投稿していきたいと思います。
本年もどうぞ宜しくお願い致します。


毎年その年のテーマを掲げて、スタートしています。
今年もテーマを設定しました!


“おもてなし”


このKey Wordの中に込めた想いは、


「個人・我をZero化した出会い」

“出会い”=出て会う


個人・我から出発した判断基準、観点を持ったままでは、
人と出会う事ができません。

自分が表であれば、裏が相手です。
表である自分0%、裏の相手100%になった時初めて、
相手と“出会い”、理解する事ができるでしょう。

目の前の相手との本当の出会いを楽しんでいきたいと思います。


2015年、いろんな意味で『裏』にアプローチする勝負をしていきたいと思っています(笑)



私自身のテーマとして掲げましたが、
これからの日本、世界にとってもテーマになっていくKey Wordではないでしょうか。

“おもてなし”の意味を調べてみると、
相手に対する接し方や振る舞いだけではなく、
持て成す側の姿勢、態度という人としての「在り方」に関する意味をも持っています。

また、お客様へ想像を超えるサービスなど、
接客に関する意味で使われたりしています。


今、新しい「何か」、今までにない「変化」が求められています。

これまで認識されていない「問題」の発覚と同時に、
その「問題」を解決できる、想像を絶する新しいサービス、商品、コンテンツの登場によって、
見えなかったNeedsとMarketが爆発的に広がっていきます。


そんな「変化」がすぐそこまで来ています。
2015年、大きな「変化」の年。


変化を楽しみつつ、この変化を道具に飛躍して参りたいと思います。








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