2016年7月31日日曜日

「解る」とは?

「知っている」ことと「解っている」ことは同じでしょうか?

それは違うよ!とツッコミがきそうですが、
同じではないですよね。


私たちは今までに、たくさんの知識、情報をinputしてきました。


友達から、家族から入ってくる話や、

学校や、セミナー、講座などで学ぶ内容、

本、雑誌、テレビなどで入ってくる情報、

電車や街中のポスターなど、目に飛び込んでくる言葉、

インターネットで検索結果から得るデータ...などなど。


インターネットの普及によって、
あらゆる情報やデータを、誰もが「知る」ことができる時代です。



では、専門分野や業界、得意ジャンル、カテゴリーなど、
「知っている」情報、データからどれだけ「解っている」と言えるでしょうか?


「解る」とはどう定義することができるでしょう?


ある人は言いました。

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「解る」とは、

ⅰどこから、

ⅱどこまで、

ⅲどのように解ること

これを答えられなければ、「解る」とは言えない!
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皆さんは「解っている」ことはありますか?

「解っている」と思うものの、
上記の ⅰ〜ⅲを答えられるでしょうか!?



これは、人間が知ることができる範囲、
つまり、認識できる範囲の『全体像』が解らないと
このように定義することはできません。



ちなみにこれを定義した人は、観術創始者のNoh Jesuです。



最後に、「解る」を象徴する彼の言葉をご紹介します。

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HITOTSUが解れば、全てが解る

HITOTSUを解らなければ、全て解らない

              by Noh Jesu

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HITOTSUの秘密を「解る」ことが、
あらゆる「知」の可能性を広げる鍵ですね。



今日も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。









認識が、世界を変える!
Schritt für Schritt



2016年7月30日土曜日

問題解決に必要なこと

問題を解決するとはどういうことでしょうか?


「問題」を発見するだけでは解決できません。

「問題」とあらゆる「解決策」を見つけるだけでは、解決できません。

解決する意欲に溢れているだけもまた、解決できません。


問題と解決策で解決できるでしょ!
そう思う方もいるかもしれません。


例えば、
組織の中で、「メンバーの能力、技術がなかなか向上しない。」という
問題意識を持っているリーダーがいます。


この問題を解決する為に、皆さんならどんなことを考え、
対策を立てて、解決に向かいますか?


大抵の場合、あらゆる角度から解決策を考えます。
・教育を強化する時間を増やそう
・能力別に組み分けして、それぞれに合った教育をしていこう
・取組む意欲を高めよう
などなど。


解決策を講じて、取組んだ結果、改善もみられるでしょう。
でも、改善しないメンバーもあるでしょう。


改善できた人、改善できなかった人
その違いを検証することはできます。

でも、本当に何がどう変わって、改善できたのか。
何がどう変わらなくて、改善できなかったのか。
その検証は非常に難しいものですね。



そもそもこのリーダーが問題と思った、
「メンバーの能力、技術がなかなか向上しない。」ことが
本当に問題だったのでしょうか?


だんだん頭がこんがらがって来たでしょうか(笑)
決して困惑させたい訳ではありません。


「メンバーの能力、技術がなかなか向上しない。」
そう思ったリーダーの背景に何があるのか?

結果が出ないことから考えた「問題」かもしれません。

もし、『結果がでない=メンバーの能力、技術が低い』だと
考えたのだとしたら、それが本当の「問題」とは言い切れません。

なぜならば、1人1人の能力、技術が低かったとしても、
結果を出すことは、不可能ではないからです。
チームプレイ、協力関係、意思伝達が活発にできるチームであれば、
結果を出す可能性が高まります。

それを、リーダー自身がそもそもチームプレイや協力体制を
創る事を諦めていたり、協力し合うという経験がなく結果を出して来た人だとしたら、
チームで協力するという発想も生まれにくく、
1人1人の能力、技術向上が問題を解決できるという結論に至る事もあり得る話です。



ここで私がお伝えしたいのは、

「本当の問題」とは何か?
そして、解決する為に一番重要なのは、解決策の前に「原因の発見」です。



「原因の発見」があるからこそ、
そこに対しての「解決策」が必要となります。



「原因」を解決できない「解決策」は、
表面的に解決できたとしても、根本的な解決をしたことにはならず、
部分的、一時的な解決に過ぎません。



私が解決に取組んでいる「問題」は、
あらゆる問題の「原因」であり「根本的な問題」です。
「問題」に隠された本当の「問題」。


あらゆる「問題」を一掃する「問題解決」です!
多くの方と共有し、共に解決に取組んでいく方を
もっともっと増やしていきたいと思います!


“根本解決主義!”でいきたいと思います(^ ^)








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2016年7月8日金曜日

七夕に想う “ お願い事…★ ”


日本には、
「建前」という文化があります。


日本には、
「人に迷惑を掛けてはいけない」という、暗黙のルールがあります。


日本には、
「自分のやりたいこと」より、
自分を犠牲にして「全体のことを優先する」という、風潮があります。


日本には、
「理想」を口にすることはタブーという、何か深い傷があります。


最近、そんなことを感じています。



『本当に自分が心からやりたいことが何なのか?』



それが解らない。
そう話す若者は多いでしょう。


でもそれは、若者だけじゃなく、
日本人に、とっても多い傾向ではないでしょうか。


やりたいことを表現してない。

それが解らない。

また、それさえ気づかない。


そんな人も多いと感じます。



以前、日本の教育の中で「理想」と「現実」の捉え方について、
私が感じた疑問を書いた投稿を思い出しました。
参考までに↓↓↓

058_「理想」と「現実」
http://schrittfurschritt.blogspot.jp/2015/10/058.html




「今まで」と、「今から」を明確に区切って、
全く新しい日本を創っていきたい!と思った今日という日でした。



『日本の心を取り戻したい!』



結果、今年の七夕のお願い事となりました。









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2016年7月3日日曜日

“心”を置き去りにできない時代


“心”とは何でしょう?


感情のことを“心”と思っている方もいらっしゃるかもしれませんが、
そうではありません。


本来の心=本当の自分


私たちは、日常の中で、

我慢したり、無理したり、
無かったことにしたり、
あらゆる方法によって、“心”を置き去りにしてきました。


私自身がそうでしたが、

「できません。」
「やりません。」
「やりたくありません。」
「淋しい。」
「悲しい。」
「助けて。」

そう言った言葉の選択肢さえ、思いつかない程でした。


本当に自分がやろうとする事なのか、
やらされている事なのか、
それさえ気づけないというのはとても残酷で、悲惨な人生です。


そもそも、“心”を置き去りにして、
形だけ走ったとしても、例え目標を達成しても、
満足することもできず、結果、長続きできません。


“心”を置き去りにして、走っていくと、
本当にやりたいことが何かが解らなくなります。


“心”を置き去りにしてしまっては、
発信する言葉にエネルギーが乗りません。
口先だけの発信では、人の心を動かすことができません。


“心”を明確にして、
“心”と自分自身が繋がり、
考え、実践が繋がり、
この目の前の現実画面とも繋がって生きる新しい時代。



“心”とは何でしょう?



心時代、絶賛スタート中!!
一緒に心時代、創っていきませんか!?







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