2015年1月5日月曜日

023_認識には“観点”が働いている

2015年はいろんな区切りの年を迎えます。

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 戦後70年

 日韓国交正常化50周年

 一般相対性理論100周年

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これらに共通するのは『認識』です。


<戦後70年>

戦前、戦後で大きく変わったのは「国」に対する認識です。

どんな「国」を目指し、創っていくのか。
それにはどんな教育が必要か。

戦後70年敗戦国としてのIdentityを蓄積して、
西洋に学び、日本の精神性は置いておいて、
西洋式考え方、思考方式を繰り返し繰り返し習慣化してきました。


<日韓国交正常化50周年>

正しい歴史認識を両国が求めているという状況です。
1つの歴史的事件も、どちらの国の立場から観るかで、全く違うStoryが展開されます。

同じ映画を100人が観て、100通りの感想が生まれるのと同じ事です。


<一般相対性理論100周年>

目の前の現象や宇宙自然をどのように認識するのか。

宇宙自然をどう認識するかで、宇宙自然の一部である
人間の生き方にも大きな影響を与えます。

重力を時空の歪みと表現し、マクロな世界を説明する一般相対性理論と
物質のミクロな世界を説明する量子力学。

宇宙の始まりを説明する為、ビッグバンの秘密を説明する為に、
この2つの理論を統一する「量子重力理論」を完成させようと、
最先端科学者たちが研究を進めています。



『認識』に必ず働いているもの、それが“観点”です。



“観点”は考えや感情の出発地点と言えます。

普段考えたり、話したりしていて、“観点”を認識する事はないでしょう。


人間が関わるあらゆる問題にはこの“観点”の問題が関係しています。

様々な社会問題、外交問題、教育問題、鬱・自殺の問題など、
全ての問題の根本原因がこの“観点”の問題なのです。


“観点”による違いが生まれるメカニズムを理解し、
その問題を解決できることが、すべての問題解決に繋がっていきます。


個人の“観点”もありますが、
それよりも共有したいのが“人間共通の観点”です。
人間の認識している世界が絶対だ、と思う大前提が大きく変わる時がきています。


“観点”が変われば、『認識』が変わる

『認識』が変われば、目の前に見える現象や出来事など
捉え方が変わっていきます。


この区切りを迎える2015年という年を
新たなステージの始まりの年となるように、
多くの方と共に“観点”を理解し、解決していきたいと思います!














認識が世界を変える!
Schritt für Schritt


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