戦後70年。
私たちの世代はもちろん、
私たちの親の世代も戦争を経験していない世代です。
この映画を観て、
『戦争』というものを経験している方と、そうでない方では、
同じ「戦後」という時代を生きていても、
生き方、生きることの意味、価値、考え方が、
全く違うものになると思いました。
『戦争』を経験していることも大きいことだと思いますが、
『終戦』を経験していることの影響が、より大きいように思います。
『終戦』に対して、
それぞれの立場で受け入れ方も様々で、
あらゆる違いによる摩擦、対立、衝突が映画の中でも描かれていました。
国を守るため、戦い抜いてきた軍人としての立場
決定を命じる、幹部としての立場
国を担う、総理大臣としての立場
世界を観ていた、天皇としての立場...
でも、共通するところもあり、どの立場の方たちも、
国の未来を想い、今までの全てを終わりにさせたとしても、
決して消えることのない願いを託して、受け入れていたように感じました。
たった1つの願いを叶えるために、
全てを放棄する。
その “選択” をした日本の強さを感じました。
この願いの振動が、今も消えることなく続いています。
そして、70年の時を経て今、『戦争』を経験していない私たちにも
その振動が共鳴して、大きな振動が起きようとしているのだと感じました。
私たちの “選択” が未来を創る
認識が、世界を変える!
Schritt für Schritt
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