2016年7月30日土曜日

問題解決に必要なこと

問題を解決するとはどういうことでしょうか?


「問題」を発見するだけでは解決できません。

「問題」とあらゆる「解決策」を見つけるだけでは、解決できません。

解決する意欲に溢れているだけもまた、解決できません。


問題と解決策で解決できるでしょ!
そう思う方もいるかもしれません。


例えば、
組織の中で、「メンバーの能力、技術がなかなか向上しない。」という
問題意識を持っているリーダーがいます。


この問題を解決する為に、皆さんならどんなことを考え、
対策を立てて、解決に向かいますか?


大抵の場合、あらゆる角度から解決策を考えます。
・教育を強化する時間を増やそう
・能力別に組み分けして、それぞれに合った教育をしていこう
・取組む意欲を高めよう
などなど。


解決策を講じて、取組んだ結果、改善もみられるでしょう。
でも、改善しないメンバーもあるでしょう。


改善できた人、改善できなかった人
その違いを検証することはできます。

でも、本当に何がどう変わって、改善できたのか。
何がどう変わらなくて、改善できなかったのか。
その検証は非常に難しいものですね。



そもそもこのリーダーが問題と思った、
「メンバーの能力、技術がなかなか向上しない。」ことが
本当に問題だったのでしょうか?


だんだん頭がこんがらがって来たでしょうか(笑)
決して困惑させたい訳ではありません。


「メンバーの能力、技術がなかなか向上しない。」
そう思ったリーダーの背景に何があるのか?

結果が出ないことから考えた「問題」かもしれません。

もし、『結果がでない=メンバーの能力、技術が低い』だと
考えたのだとしたら、それが本当の「問題」とは言い切れません。

なぜならば、1人1人の能力、技術が低かったとしても、
結果を出すことは、不可能ではないからです。
チームプレイ、協力関係、意思伝達が活発にできるチームであれば、
結果を出す可能性が高まります。

それを、リーダー自身がそもそもチームプレイや協力体制を
創る事を諦めていたり、協力し合うという経験がなく結果を出して来た人だとしたら、
チームで協力するという発想も生まれにくく、
1人1人の能力、技術向上が問題を解決できるという結論に至る事もあり得る話です。



ここで私がお伝えしたいのは、

「本当の問題」とは何か?
そして、解決する為に一番重要なのは、解決策の前に「原因の発見」です。



「原因の発見」があるからこそ、
そこに対しての「解決策」が必要となります。



「原因」を解決できない「解決策」は、
表面的に解決できたとしても、根本的な解決をしたことにはならず、
部分的、一時的な解決に過ぎません。



私が解決に取組んでいる「問題」は、
あらゆる問題の「原因」であり「根本的な問題」です。
「問題」に隠された本当の「問題」。


あらゆる「問題」を一掃する「問題解決」です!
多くの方と共有し、共に解決に取組んでいく方を
もっともっと増やしていきたいと思います!


“根本解決主義!”でいきたいと思います(^ ^)








認識が、世界を変える!
Schritt für Schritt


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